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家にて
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ここは、黒鏡家のリビングそこにある家具は、全てが青を基調とした豪奢な家具だった。
向かい合った豪奢な椅子に中性的な美しい男が向かい合って座っていた。
き「しくさん...最近黒鏡学園の状況が悪いらしいね?」
左に座った白髪の男が向かい合った男に向けてそう言った。
し「...えぇ...権力を生徒会ではなく風紀委員が握っているようです」
それにたいして右に座った銀髪の男が答えた。
き「それは...大変だね」
し「はい...風紀委員が握っているせいで生徒会に仕事を丸投げしているようですし今回の風紀委員のせいで逆に風紀が乱れて学園で卑猥な行為が多発しています」
き「例えば?」
し「前にも増して親衛隊の制裁の名の元といって輪姦が増えているようですね」
き「それは...酷いね」
し「...はい...ですから私が変装をして生徒会の味方となり権力を取り戻します」
き「流石私の子であり理事長だね」
し「霧斗さんも仕事大丈夫ですか?」
き「うん、今のところは、大丈夫だよ...でもそのうち手を借りるかも」
し「うん、分かったよ...それに私が学園にいる間は、霧斗さんに理事長をやってもらうからね」
き「分かったよ...」
し「すみません...私の学園なのに任せてしまって」
き「いいよ、もとは、私の学園だったから」
し「ありがとうございます」
き「あぁ!頭を上げてよ!しくさん」
し「あとお願いがあります」
き「なんだい?」
し「薔薇園にピアノを設置しても良いでしょうか?」
き「しくさんのピアノをかい?」
し「いえ、実は、もう専用に青いピアノを特注しているんですが...」
き「あぁ、それを黒鏡学園に送れば良いかな?」
し「はい、」
き「うん、分かった」
し「変装道具は、こっちで用意します」
き「うん」
し「それでは、準備に取り掛かりますので」
き「うん...離れるの寂しいな...」
し「理事長室に私が行けば会えますよ」
き「うん、そうだね」
し「...時雨...剣...そこに居るね?」
しくの座っていた、豪奢な椅子の両脇に突然人が現れた。
剣・時「「はい、しく様」」
し「私の代わりに霧斗さんを守ってね?」
剣「はい、畏まりました」
時「私の命に変えても守り抜きます」
剣「しく様の大切な人をもう失わせません」
し「ありがとう...でもね?君達二人も私の大切な人だからね」
剣「!!!...ありがたいお言葉です」
時「...ありがとうございます!」
き「しくさんは、信頼できる良い相棒を二人もいるんだね」
し「えぇ、私は、とても幸せです」
き「良かったよ」
し「では、失礼します」
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