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理事長室で
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き「やぁ、しくさん」
し「霧斗さんと時雨と剣さっきぶりだね」
剣「はい、」
時「そうですね」
き「さて、しくさん頼まれていたピアノは、もう設置してあるからね」
し「ありがとうございます」
き「これくらい良いんだよ」
し「はい」
き「うん、余り早く終わったら怪しまれるからもう少し雑談でもしようか」
し「そうですね」
き「ねぇ?しくさん副会長が迎えてくれたんだよね?」
し「はい、そうですよ」
き「ピアノの話し聞いた?」
し「...えぇ」
き「なら...さ、この学園イベントでピアノの演奏会があるし...弾いても」
し「...いやです」
き「どうして!」
し「私の手は、少々汚れています」
き「...それは!」
し「...えぇ母上を殺した犯人を理性が効かずに殺してしまった....暗殺術で」
き「しくさんは、霊華のことを思ってつい殺してしまったんだよね?」
し「はい」
き「そっか...なら私も同じようになるかもな」
し「え?」
き「当然の反応だよ妻を殺されて理性が切れるなんて」
し「でも!私は...!」
き「うん、殺すべきではなかったね」
し「だから罪滅ぼしとしてピアノを弾かなくなったんだ...」
き「弾けない理由...それだけじゃないよね?」
し「分かるんですか?」
き「うん、しくさんの手は、今ほとんど使えない状態だよね?それも両方とも」
し「ふふ、ばれたか」
き「何が原因なの?」
し「暗殺者としての仕事でね?」
き「...まさか!」
し「うん、そのまさかしくじってね、まぁ仕事は、こなしたけど」
き「...手が使えなくなった?」
し「うん、大分治ったんだけどねだからたまに弾いてる」
き「しくさんの馬鹿!ちゃんと言ってよ!」
し「ごめん」
き「もう家族を失いたくない!」
し「本当にごめんなさい」
き「その手完治するの?」
し「うん」
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