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保健室にレッツゴー
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き「その手...ピアノ演奏会までに治そう!」
し「え」
き「またピアノを表舞台に出て弾こうよ!」
し「...どうしても?」
き「うん!」
し「分かった、奏さんに聴かせてあげたいから」
き「うんうん!」
し「ピアノを弾き続けることも大切だけどマッサージなんかしていけば完治するから」
き「できる?」
し「うん、」
き「そっか、」
時「霧斗様時間です」
き「あぁ、そうだね」
し「では、失礼します霧斗さん」
き「あぁ、またね」
...ガチャン...
しくが理事長室から出たら奏がパソコンで仕事をして待っていた。
し「すみません、生徒会の仕事が忙しいときに」
か「あぁ、いえ大丈夫ですよ?」
そう言った奏は、やはり権力で仕事を丸投げされているせいなのか目の下に隈ができていた。
し「ありがとうございます」
か「いえ、次は、担任の先生に会いに行きましょうか」
し「はい」
しく、と奏は、話をしながら化学室に向かった。
...フラッ...
その時、突然奏が前に倒れかけた。
しくは、それを何とか支えた。
か「...すみません」
支えた体は、ゾッとする位に軽かった。
し「奏さん!」
か「え!?はっ...はい!」
し「最後にご飯を食べたのは、いつですか?」
か「えーと....4日ほど前に栄養食ゼリーを...」
し「...食べたのはそれだけ?」
か「...はい」
し「しっかりと寝たのはいつ?」
か「....6日ほどまえ?」
し「....よく今まで持ちましたね」
か「あの~それより案内を...」
し「いえ、大丈夫ですので今すぐに保健室に行きましょう」
か「...え」
し「黒鏡学園の保健室には、点滴もありますからね」
か「でも!」
し「あぁ、場所なら分かりますのでご心配なく」
か「仕事をしないといけないし...」
し「自分の事をまずは、考えろ!」
か「...分かりました」
し「よし、じゃあ行こうか」
か「はい」
しくは、奏をお姫様抱っこをして保健室に向かった。
か「お姫様抱っこは、やめてくださいー!!!」
...と、廊下に悲痛の叫びが響いた。
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