アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
保健室に到着
-
しくは、大人しくなった奏を抱えて保健室に着いた。
...ガラガラ...
し「失礼します」
よ「クックック...どうしましたか?」
そこには、白衣以外は漆黒の男がいた。
し「奏さんに点滴をしてください」
よ「クック...倒れたんですか?」
し「えぇ、まともな食事も睡眠も取っていないんですから」
よ「フムフム...分かりました、どうぞベットに寝かせてください」
し「はい」
しくは、ベットに奏を寝かした。
か「冥界先生このベットは、ちゃんと清潔ですか?」
よ「フッフッフ...当然です、ここは、保健室ですよ?」
か「あぁ、そうでした」
しくは、視線を感じたのでそちらを見てみた。
すると、冥界先生がしくの事をじっと見ていた。
し「あの~点滴を....」
よ「あぁ、失礼...貴方が誰かに似ていたものですから」
し「気のせいでしょう」
よ「そうですね...では、点滴しますよ」
か「はい」
冥界先生は、針を刺す位置を決めて消毒をして針を刺した。
よ「さて、奏さんは、寝ていてください」
か「...分かりました」
冥界先生は、奏の寝ているベットのカーテンを閉めた。
...シャッ
よ「あぁ、それよりもまだ名前を言ってませんでしたね」
し「あ、はい」
よ「私は、冥界 夜見です...貴方は?」
し「僕は、日衣良 理巧です」
よ「フムフム理巧君ですか...それよりも手を見せてください」
し「え?何故ですか?」
よ「余り動かないのでしょう?」
し「分かるんですか?」
よ「えぇ、元医者ですから」
し「分かりました...どうぞ」
しくは、冥界先生に両手を見せた。
よ「マッサージをしていれば治りますね」
し「直ぐに治せませんか?」
よ「....良いですよ」
し「出来るんですか!?」
よ「はい」
し「御願いします」
よ「分かりました」
<数分後>
し「手に違和感がない」
よ「良かったです」
し「ありがとうございます」
よ「いえ」
し「あ、担任の先生に会いに行かないと」
よ「大丈夫ですか?」
し「はい」
よ「では、また会いましょう」
し「はい、失礼します」
しくは、保健室をあとにした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 63