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悲劇の前
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し「あ...ごめん普通に食事するから」
せ「...うん」
こ「ごっごめんな?」
せ「いえ.....」
何か俺が悪いみたいになってねぇか?
いやいや!イチャイチャするのが悪いだろ
あれ?なんかもう良いや....
せ「はぁ~俺も恋人が欲しい」
し「会長」
こ「何だ?」
し「明日のこの時間にレストランに来てくれますか?」
こ「どうした?」
し「権力争いを早く終わらせたいのです」
こ「そんなに簡単にできるのか?」
し「えぇ...できますよ」
こ「何故だ?」
し「忘れたんですか?私は、理事長ですよ?」
こ「あぁ....そうだったな」
し「あの権力の薔薇....私の薔薇園から勝手に折られた薔薇なんです」
こ「なっ!本当か?」
し「はい...あの薔薇は、アンリ・マチス私の2番目にお気に入りだった薔薇です」
こ「いったい誰が折ったんだ?」
し「あの薔薇園は、重度の方向音痴か私と父上と庭師にしか分からないんです」
こ「なら...まさか」
し「はい....庭師の者が金欲しさに薔薇を売ったんだと思います」
こ「そんな...主を裏切ってまで」
し「構いません...私の一番大切な薔薇ではなくて良かった」
こ「あの場所に咲いている薔薇は、全て大切なんだろ?」
し「えぇ...まぁ1から育てればいいのです」
こ「その...アンリ・マチスという薔薇は、珍しいのか?」
し「えぇ...私は、父上にお願いして探してもらいました」
こ「そうか...」
せ「あ...もう昼休みが終わりそう」
し「あ...本当だ...」
3人は、片付けをして教室に戻った。
<放課後>
しくは、生徒会室を目指して歩いていた。
すると突然後ろから羽交い締めにされてハンカチを口に押さえつけてきた。
し「クソッ...離せ!」
?「るせぇな...騒ぐんじゃねぇよ」
し「...ッッ!........」
しくは、ハンカチに含まれていた睡眠薬を吸ってしまいそこで記憶が途切れてしまった。
?「軽いなぁ」
?「うるさい...静かに運べ」
?「あぁ?誰が捕まえてやったと思ってんだ?」
<その頃の生徒会室>
こ「なぁ....奏?」
か「何ですか?」
こ「理巧の奴遅いよな?」
か「えぇ....確かに遅いですね」
こ「もしかして...風紀の奴らが...」
か「何ですって!?どうしてそう思うのですか?」
こ「あいつ、レストランで神威に絡まれてたんだよ」
か「それは、不味いですね」
こ「あぁ...だから探そう」
り「僕も探すよぉ」
く「...探す...」
こ「ありがとう皆」
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