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悲劇の後
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そのあとしくは、体の状態は、万全に回復したが目を覚まさなくなってしまった。
保健室にずっと置いておく訳にもいかなくなり黒鏡学園付属の病院に運ばれた。
こ「どうして!目を覚まさないんだ!」
か「会長!落ち着いてください!」
り「そうだよぉ...」
く「...静かにする...」
こ「お前らは、心配じゃないのかよ!」
か「ッッ!いい加減にしろ!!!」
パシッ
皇の頬を奏が平手で叩いた。
こ「ッ!」
か「騒いでも!目を覚ましませんよ!」
こ「そうだな...ごめん」
か「...皇...」
こ「ちょっと一人にしてくれ」
か「わかったよ...行こう二人とも」
り「うん」
く「...分かった...」
3人は、しくの居る病室を出ていった。
こ「なぁ...何で目を覚まさないんだよ」
い「ヒィッヒィッヒィ...あの薬のせいでしょうねぇ」
こ「ッッ!音がしなかったぞ!」
い「ヒィッヒィッ...気になさらないでください」
こ「本当にお前は...不気味だな」
い「そうですか?...小生は、至って普通ですが?」
こ「お前が普通だったら犯罪者も普通になりそうだな」
い「ヒィッヒィッ...そうですねぇ」
こ「それよりもしくの目を覚まさせるには、どうすればいい?」
い「そうですねぇ...あの薬...過去の記憶を戻して閉じ込める可能性がある薬だったんですよねぇ」
こ「過去?」
い「はい...彼の場合は...暗殺者の頃の記憶ですかねぇ?」
こ「えっ...暗殺者?」
い「はい...彼の事を調べました名前は...あぁ知ってますよね幼い頃は、ピアノコンクールで賞を取りそのあと暗殺者として仕事をしていたみたいですよ」
こ「ピアノ...もしかして奏が好きと言っている...」
い「...でしょうね...」
こ「どうすれば目を覚まさせれるんだ?」
い「彼が現在で大切な者に記憶のなかで出会うことができれば」
こ「俺は、しくの恋人だ」
い「えぇ...知ってますよ」
こ「お前...もしかして裏で噂されてる...情報屋...」
い「ヒィッヒィッヒィ...えぇ...そうですよ情報屋影神と申します」
こ「...そうだったのか...」
い「生徒会には、情報を得るために入ったようなものですので」
こ「...そうか...」
い「おや...もうこんな時間ですか...アドバイスです...彼に声をかけ続けてあげてください」
こ「分かった」
い「では...失礼」
息吹は、音もなく病室を出ていった。
い「彼には、まだ生きていて欲しいのでアドバイスをしたんですよ...ヒィッヒィ...」
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