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☆Confiture~ルセット
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Confiture(コンフィチュール)。
英語ではジャムと言われている。
コンフィチュールは保存食品のひとつといっていい。
パティスリー・トウドウ、ヒデキ・サノでも定番のイチゴ、オレンジ、ブルーベリー、リンゴ・・・フランスでは、ミルクやショコラのコンフィチュールも展開していく。
季節の果物となれば、桃やイチジクのコンフィチュールも。
フランスではコンフィチュールの種類が豊富。
「Whaou!!!」
瑠衣はコンフィチュールの数の多さにびっくりしている。
ダヴィッドたちも、豊富な果物を買いそろえては、コンフィチュールを作ったりしている。
ディミトリやシャルロッテから教わったりもしていた。
「そろそろ、コンフィチュールが出来上がってきてるころだ」
材料はシンプル。余分な材料は使わない。
【イチゴのコンフィチュール】
イチゴ:500g(ヘタを取ったもの)
グラニュー糖:300g)
レモン汁:半分
1:洗って水気を取ったいちごに、グラニュー糖をまぶし半日以上おく。
(いちごから水分が出てくればよい)
2:強火にかけアクとりをする。
「これが重要なんだ。アクが少なくなれば、中火にする」
3:冷たい皿に少しとって固さを確認し、レモン汁を加えて火を止める。
「約20分」
4:保存する場合は温かいうちにビンの口いっぱいまで入れてふたをしめ、冷めれば冷蔵庫に入れる。
「コンフィチュールは保存食とはいえ、果物の糖度によって、砂糖の加減が必要になってくる。そうなった場合、保存性が欠ける。そのため、冷蔵保存をしたうえで、早く食べきることが必要だ」
瑠衣も学校が休みのとき、コンフィチュールを作ったりしていたことがある。
イチゴ、オレンジ、レモン・・・基本は扱いやすい果物。
「学校と父さんから習ったルセットを使えばいい」
早速、パリでもコンフィチュールを作ってみる。
マルシェで新鮮な果物を購入してきたことだ。
「我ながら上出来だ」
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