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仲良しなんて言えない By主にレトアブ
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アブさんは愛され受けです
キヨアブ表現入ってます
キャラ崩壊が激しいです
学生だけど親元から離れたくなり、表面は仲良し6人組で生活費を割り勘しながら生きている中でのお話です
メンバーはアブさん、キヨ、レトやん、うっしー、フジ、ヒラの6人です。こーすけは申し訳ないけど書けませんでした
同級生同い年だけどさん付けとかしてんのはご愛嬌
完結してません
それではどうぞ!!
─────────────────────────
Ab side
キ「···」
ア「···」
キ「…ねぇアブさぁん」
ア「何?」
キ「明日バレンタインだよ?」
ア「うん」
キ「なんでチョコを作る素振りも見せずこんな二人っきりの時に何か特別な事をするでもなく本読んでるのぉ!?」
ア「はぁ!?」
キ「せっかく鼻声とかうっしーとかぬめりの魔術師とかサイコパスとかいねぇのにさぁ!!!」
ア「知るか!!ってか、男同士でチョコ渡し合う虚しいバレンタイン嫌だわ!!」
キ「ねーーーえーーーアブさーーーん!!」
ア「うるせぇ!!あーもう!!1人で留守番してろ!!俺も買い物行く!!」
キ「えええええええええ」
ピシャン
···人がどんな本読んでるかも知らないくせに
···はぁ
今年は何を作ろう···
今年こそ渡せるかなぁ?
バレンタインチョコ
···手紙ももう書けたし
チョコもちゃんと買い溜めして隠してあるし···
後は作るものを決めるだけだから···
···本命チョコ
何を渡せばいいんだろう…?
···うっしーに聞いてみる?
いや勘づかれる
フジくんは···どうだろ?
ヒラくんは···なんか怪しいの教えてきそうだよね···
···[レトルト]は料理が出来るか定かじゃないから聞きたくないし···
···調べるか···?
女店員「明日はバレンタインデー!!ふわふわで中からチョコがとろ〜りとろけるガトーショコラキット販売中でぇ〜す!!」
ア「···」
ガトーショコラか···!!
Fj side
···あれは···アブさん?
···なんであんなキャピキャピしてるお店の前で立ち止まって…
女店員「明日はバレンタインデー!!」
···あぁ、そっか
バレンタインデーだから
明日キヨに渡すチョコの計画を立てて…
フ「···」
邪魔してあげない方がいっか···
···とっくのとうに
俺の想いは破れてるんだから
邪魔する必要もないだろ?
···あがいて何になる?
俺の方に気持ちが向くことは無い
···なんで
俺の足はアブさんに向けて動くんだろう
言うことを聞かない
···もうどうでもいいや
Ab side
フ「アブさん!!」
ア「ぅわッ!?」
フ「こんなとこで何してんの?」
ア「っあぁ、いや、別に?···[キヨ]がうるさくて家から出てきただけ」
フ「···ふぅん···」
ア「フジくんも、帰り?」
フ「···うん、そう!!一緒に帰ろ?」
ア「うん、いいよ」
はぁ···
結局買えなかったなぁ···
ガラッ
フ「ただいま〜と」
キ「おけぇり〜···アブさんも帰ってきたんだ」
ア「うん」
キ「···なんで手になんにも持ってないのぉ!?」
ア「は!?」
キ「あんなツンツンしといてきっとこのお出かけは材料を買ってるんだろうなぁって期待してたのにいいいいいぃいぃいぃ!!」
ア「きっ、期待する方が悪いでしょ!!」
ヒ「そうだよ、キヨ、もうずっとうるさいんだから少しは静かにしてよ···」
フ「···あれ、ラーヒーも帰ってきてたんだ」
ヒ「うん、結構前にね···それで帰ってきてからずぅっとキヨがうるさくてさぁ」
ガラッ
牛「ただいま···うるせぇなコイツ」
ア「あぁおかえりうっしー、コイツどうにかしてくれない?」
キ「チョーーーーーーーーーコーーーーーーーーほーーーーーーしーーーーーいーー!!」
牛「···無理だな」
ア「···チッ···あ〜あ!!キヨくんが静かにしてればチョコあったかもしれないのになーー!!」
キ「へ!?」
ア「うるさいからもう無いなーー!!あーーあ!!残念だったねーー!!」
キ「そ、そんなあ···」
フ「静かになったね」
ヒ「落ち込んだらしい」
ア「これ、誰か2階に運んで?」
牛「よし、フジ、手伝え」
フ「はいよー」
ヒ「そーそー、こたつ付けたから温かいよ」
ア「あ、ほんと?」
フ「あっ、ずるっ!!俺もあったまりたい!!」
牛「お前はこっち」
ア「ごめんね、フジくん、うっしー」
牛「···別に···大丈夫」
フ「こんくらい楽勝よ」
ア「ありがとう」
レ「ただいま〜」
ア「あ、レトルト、おかえり」
レ「ただいま、アブさん」
ヒ「え、俺には?」
レ「ごめんごめん、ただいまヒラくん」
ヒ「黙れ」
レ「えっ、なんでなん」
ヒ「ほら、アブさん!!こたつこたつ」
ア「あ、うん!!みかんあるよね?」
ヒ「あるある!!」
レ「お、俺は?」
ヒ「知らな〜い」
ア「こらこら···ほら、レトルトもおいで?」
レ「···!!うん!!」
···うん
今日も平和
···けど
バレンタインチョコどうしよう···
スゥ···スゥ···
···よし
こいつらは全員寝てる
もうこの際だから小さいハートとかチョコ量産して
キヨに渡そう
アイツの事だから、手作りの型で固めただけのチョコでも喜んでくれるでしょ···!!
ア「···よし!!」
固まった···!!
···もう夜が明けちゃうよ···早く寝ないと···
これで充分でしょ
手作りの型で作った簡易的なチョコ
···でも
想いを伝える為のチョコが
こんな安直な物でいいの···?
ア「···作っちゃった後じゃしょうがないか」
···でも···
さすがに作り過ぎたか···?
?「···アブさん···?」
ア「ッ!?···な、なんだ···レトルトか···」
···レトルトなら
まだマシか···?
レ「どしたん···こんな時間に···チョコ···?」
ア「っこ、これ、は···その···」
レ「···誰かに渡すん?」
ア「···キ、キヨがうるさかっ、たから、少しくらいはチョコを作ってやってもいい、かって」
レ「···ふぅん···キヨくんに、ねぇ···」
まずい···!!
仕方ない、もうここは···強行突破だ···!!
ア「ッレトルト!!口開けろ!!」
レ「へ?っんぐ!!」
ア「こ、このチョコやるから!!絶対、黙ってろよ···!!ッ2人だけの秘密だからな···!?」
レ「···2人だけの···秘密···」
ア「そう、俺らだけの秘密!!」
レ「···うん、分かった」
ア「…ありがと、レトルト」
レ「いいえ···それより、キヨくんの寝返りが多くなってたからそろそろ起きちゃうんじゃないかな」
ア「うわマジ!?やっばいな、早くラッピングしちゃわないと···!!」
レ「手伝おうか?」
ア「ホント?···あ···」
···でも
これは···いわゆる···
···本、命な訳···だから···
ア「···いいよ···自分でやるから。···ありがとね、レトルト」
レ「···ん、分かった」
ア「···見つかったのがレトルトで良かった」
レ「え、なんで?」
ア「物分りがいいし、ちゃんと言うこと聞いてくれるし···他の奴らだったらもしかしたらバラされてたかもしれないから」
レ「···そう?」
ア「うん」
レ「···そっか···っふふ、俺で良かったね、アブさん」
ア「ホントにね!!」
レ「···じゃあ、頑張ってな」
へ
今
頭···
キュンッ
ア「···ッ?」
レ「···おやすみ」
ア「お、おや···すみ」
···な、なんだったんだろ、今の
頭ポンポンされて、それで···ッ
キュン、って···
···早く作っちゃおう
ダメだダメだ、こんな事考えてちゃいけない
だって、これは···
ア「···ッ」
Us side
?「···ろ···きろ···!!」
牛「···ん···」
大好きな声が聞こえた気がして目を開ける
ア「ほら、起きろうっしー!!学校!!」
···やっぱり
アブさんだ
牛「···おはよう···」
ア「お、今日は起きるのいつもより早かったね、偉い偉い」
柔らかく
頭を撫でられる
牛「···」
顔が緩むのを抑えながら
いつもは起こす時に制服を着ていないのに
今日は着ているのに気付いた
牛「···もう着替えてんの?」
ア「ギクッ···あ~···」
…今
ちっさくギクッて
ア「ほ、ほら、あの〜···な、なんと、なく早く起きちゃった、から、先行こうかな〜···な、なんて···」
牛「生徒会の仕事も無いのに?」
ア「···うっ···」
牛「それに、飯食べてないだろ、まだ」
ア「な、なんで分かって」
牛「いつもより顔色悪い」
···ほんの少しだけの差だけどな
···いっつもアブさんを見てる
俺だけが気付けること
ア「そ、そう?」
牛「···ちょっとだけどね···ほら、飯食ってから行きなさい」
ア「っで、でも」
牛「特に理由もないのに早めに行く人じゃなかったでしょ」
ア「···分かったよ···」
···あぁ
また俺は
アブさんの邪魔をしたんだ
···クソ人間だな
ア「···じゃあ、一緒に1階に降りてご飯食べよ?」
牛「な、なんで俺まで」
ア「お前も道連れって事だよ、ほら、早く着替えて···待ってるから」
···この人は
こんな俺にどこまで優しいんだろう
···いい加減気付いてほしい
その優しさが
アブさんを好きな俺にとって
どれだけ痛いか···
Ab side
いつもより早起きをして
カバンにチョコを詰めた
···家で渡す勇気はさすがになかったから
学校に持っていく事にした
その時にはもうキヨは起きてたけど
キッチンで入れたから多分バレてない
そんなこんなで早めに学校に行って
下駄箱に仕込もうと思ったのに
···出来なかったなぁ···
···まぁ
いいか
俺は結局いつも通り
みんなと一緒に家を出た
Us side
アブさんは学校に着くなり
どこかへ消えてしまった
その隙を狙ってキヨがいつものメンバーを集合させて
自慢をするかのように言い放った
キ「ちょっと聞いてよ!!俺さぁ!!アブさんがカバンにチョコ詰めたの見ちゃった!!」
知ってる
ホントは皆も勘づいてる
だけど知らないふりをする
フ「へぇ〜」
ヒ「そうなんだ〜」
キ「···もし、あれが俺宛てだったら···告白しちゃおっかな、俺」
牛「···」
あぁ
やっ、と
俺のクソみたいな恋も終わるんだ
レ「···」
Rt side
放課後
チョコをまだ渡せてないのか
アブさんの顔が少し暗い
そんな時にキヨは掘り返した
チョコの話題
…多分、後ろにいるアブさんに気付いてないから
話せてるんだと思う
キ「結局チョコ1個も貰えなかったんだけどなんなの!?」
フ「知るかよ、性格に難があるからじゃねぇのかよ」
キ「お前は性格に難あり過ぎくんなのにチョコ結構な数の女子から貰ってきてんじゃねぇか!!」
フ「中身はまだ見てないけど、多分全部義理チョコでしょ」
キ「俺も1個くらい貰いたかったわ」
その言葉に
アブさんは反応する
ヒ「俺1個だけ貰った〜♪」
キ「はぁ!?」
ヒ「いいだろ〜」
キ「誰から!?まさかあの時のアブさんのカバンの中のチョコじゃねぇだろうなぁ!?」
アブさんが
少しびくりと動く
けど
もうこの際だからいいかと諦めたのか
しょうがないなぁと切り出そうとする
けど
その時だった
キ「結局アブさんから貰えねぇしよぉ!!もう俺チョコなんか見たくもねぇわ!!吐き気がする!!」
キヨが
そう叫ぶ
ア「···ッ」
アブさんは目を1度見開き
取り出しかけていたチョコをしまった
···アブさんの目に涙が溜まっていく
そのまま
アブさんは先に教室を出て行った
それを見て俺はいてもたってもいられなかった
レ「キヨくん···ッ言い方···!!」
キ「は?え?なんでそんな怒ってんの?」
牛「···チッ···クソ野郎が」
キ「は!?」
『きっと見間違いだったんだよ、家にいる人に渡すためにわざわざ学校に持ってくる必要ないでしょ?』
そう言って納得させたけど
あぁ言われたら
夜中に作ったチョコなんて渡せないだろう
他の4人は買い物に行かせ
リビングで2人きり
ア「···ごめんね、レトルト···今日、気使わせちゃったでしょ」
静まり返ったリビングで
アブさんはそう口に出す
レ「···いや、大丈夫」
動揺を表に出さないように
頑張って隠す
ア「···あのさ、これ貰ってくれない?」
そう言われて差し出されたのは
キヨくんに渡すはずだったチョコの箱
キレイにラッピングされて
想いが伝わってくるようなチョコ
レ「···ッでも」
ア「いいの···それとも、やっぱり男の俺からのチョコなんて受け取れない?」
レ「ッい、いや!!!···貰う、貰います!!俺、好きな人からしかチョコ貰わないって決め、て···」
···あれ
何言ってんだ?俺
···こんなん
遠回しな告白じゃん···!!!!!
レ「っと、とにかく!!···これは···ありがたく貰います!!!!!」
ア「···う、うん、ありがと···俺···ちょっとキッチン行ってくる」
···引かれた?
引かれたっぽいな···
···死んだわぁ···
Ab side
キッチンに入り
ずっと我慢してた顔の熱さを解き放つ
···真夏に運動したみたいに
顔が熱い
ア「···好きな人からしかチョコ貰わないってなんだよ···告白、みたいじゃん···ッ」
···こんな事を言われて
嬉しい、なんて言うみたいに
俺の鼓動は早まる
···どうして···
結局俺は誰が好きなの?
誰にあのチョコを渡すべきだったの?
レ『俺、好きな人からしかチョコ貰わないって決め、て···』
レ『···頑張ってな』
···俺、って···もしかして···
レトルトが好きなの···?
···いや、いやいやいやいや
いくらなんでも、そんな事は
···ない、って···
俺···断言出来る···?
ア「···俺の···好きな人···」
レ『アブさん』
···あぁ、そっか
俺は···レトルトが···
ア「···よし···!!」
レ「···あ、アブさん」
ア「おっ、おはよう···『レトやん』」
レ「うん、おは、よ···」
ア「···な、なん、だ、よ」
レ「···レトやん···?」
ア「ッい、いいでしょ!!あだ名で呼んだって!!」
レ「いや、せや···けど···」
ア「···もしか、して···嫌だった···?」
レ「ッ!!い、いやいや!!全然そんな事ないで!?···むしろ···その···」
ア「···?」
レ「···凄く···嬉しい···かな···」
ア「······ッ!?」
ガラッ
キ「おあよ〜」
レ「ッ!!お、おはようキヨくん」
ア「···!!」
キ「おはよ、レトさん···あ、アブさんも」
ア「···おはよ···『キヨくん』」
レ「···え···」
キ「···は······?」
to be continued…?
──────────────────────────
はいどうもおはこんばんちわっす!!ガリソンです!!
いやぁ···この後どうなるんでしょうかねぇ
レトルト様に対してあだ名になり近しい関係に···
キヨ様に対してくん付けになり距離感が遠くなり···
一体どうなるんでしょうねぇ···この三角関係···
他の人の思いを合わせたら普通に六角関係···
ガリソンだけが結末を知っています
何故かって?
メモ帳に書いてあったやつをコピペしただけだからさ!!
完結してる話の学生編を
ちょっと書き換えて載せただけなんです
この後は成人後の話になります
···それにしてもやっぱり
アブさんは愛され受けがめっちゃ似合う
ヤンデレに好かれてんのもめっちゃ似合う
つまり最高の受けですね。
···にしてもガリソンも凄いですよね
ア「掘るのは得意だよ」
とか
ア「下から突き上げるのは得意です」
とか言ってる人を受けにするんだもの。
もう
ア「掘られるのは得意だよ」
ア「下から突き上げられるのは得意です」
にしか聞えなくて困ってます
むしろそう言って欲しい願望でいっぱいです
···無駄話はこれくらいにして
続きが読みたいです!!って方がいらっしゃいましたら
···書きますかね
リクエストが来たら書きます、成人後のお話
それでは今回はこの辺で!!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
お疲れ様でした!!
さよならGood-byeまた次回!!
※リクエスト募集してます!!
···今の書けるかどうかは分かりませんが(((
頑張って書こうと思ってます!!
お待ちしております!!
そしてこの場をお借りして···
···すみ様、お待たせしてしまって大変、大っっっっ変申し訳ございません!!
ただいま執筆中なのでもう少々お待ちください!!
というわけで、ありがとうございました···
それでは。
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