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嫉妬心と優越感 Byアブキヨ
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狐葉さんからリクエスト頂きました!!!!!
ありがとうございます!!
まさか、まさかガリソンが本当にアブ様攻め単体を書くことになろうとは···
なかなか思ってたなかった( ˙꒳˙ )
既にカップルで同棲してます
R18です
これらの成分が苦手な方は回れ右
そうでない方はどうぞごゆっくり
それでは。
──────────────────────────
Ky side
アブさんはホモだ
女を見てもなんも思わないような重度のホモ
そんなアブさんと俺は付き合っている
赤の他人が一目見ただけで惚れるくらいに見た目が綺麗すぎるアブさんは
そんじょそこらのリーマンよりコミュ力が高い
···正直
気に食わない
今日だってアブさんは
レトさんと仲良さげに話してた
···ここだけの話
レトさんはアブさんが好きだ
···アブさんはそれを知らないから
勘違いされるくらい優しく対応する
だからもっとレトさんが溺れるんだ
それから近寄ってくる女にも紳士な対応する
むしろそういう時は
まるでホモじゃないみたいに
まるで俺という恋人がいないように
···そんな風に接してる様に感じる
キ「···」
···そいつらみたいに寄って集って媚び売る女より
レトさんより
···俺の方がアブさんの事好きなのに
俺の方がアブさんの事
沢山知ってるのに···
キ「はぁ···」
···恋人という立場上
みんなより進んだ関係にあって
有利な状態にいるのは分かってる
···けど
それでも
どうしようもなく不安で
どうしようもなくイラついて···
···そんな自分が嫌になる
ア「···キヨくん?」
キ「へっ?」
ア「どうかした?」
キ「···あ、いえ···なんでも」
ア「···そう」
モブ「ぁぶさぁーん♡」
ア「ん?どうしたの?」
···ほらまた
モヤモヤが溜まってく
···どうしたらいいんだろう
消そうとしても消せないモヤモヤ
···こんな面倒臭い感情を
俺が持つことになるなんて···
···アブさんと付き合うまではこんな事なかったのに
むしろ他の女を見てめんどくせぇとか思ってたのに
···最初はもっと軽かった
アブさんが誰と話してても平気だったし
楽しそうに電話してても平気だった
それ以外でアブさんは元から俺達2人の時間を大切にする人だったから
ずっと不満とかモヤモヤはなかった
···なのに今じゃ
アブさんが誰かと話すだけで
アブさんが誰かと目を合わせるだけで嫌になる
···アブさんが今でも2人の時間を大切にしてくれてるのは変わんねぇのに···
なんでこんな高望みするようになっちゃったんだよ···
キ「はぁ゙···」
ア「こーら」
コツ
キ「いてっ」
ア「ため息すると幸せ逃げちゃうよ?」
キ「···アブさん···」
後ろから急に頭を軽く殴られたと思ったら
俺の恋人(悩みの元凶)がマグカップを2つ持って俺が座ってるソファーの後ろに立っていた
···あれ
なんで両手にマグカップ持ってんのに殴れたんだ?
ア「そこはアブさんマジックだよ」
キ「そっかぁーアブさんマジッ···何で心の中読んでるんですか!?!?」
ア「だからアブさんマジック」
キ「そんなバッ」
チュッ
キ「···な···ッ!?」
ア「何があったの?」
キ「···へ?」
ア「···今日、ずっと変だったから」
俺は思わず音を鳴らして
息を呑んだ
ゴキュッ
キ「ッそ、そんな事···」
ア「···教えてくれないの?」
キ「え···ッ」
ア「···俺、キヨくんよりだいぶ年上だから···あんまり、察してあげられないでしょ?だから···出来るだけ言葉にして欲しいなって」
キ「···アブさん···」
ア「ご、ごめんね、自分勝手な理由で···でも、俺が一番好きな子が悩んでるの···助けたいんだ」
『一番好きな子』
···昔の俺ならその言葉を聞いて安心したはず
なのに
···今じゃ···
キ「···」
···正直に言った方がいいのかな
《めんどくせぇ》
キ「···ッ」
自分があの時
他の女共に抱いた感情が
今
自分に刺さる
キ「···大丈夫ですよ」
言えない
キ「ちょっと疲れてただけなんで」
嫌われる
ア「···ホント?」
怖い
ア「そうには見えないんだけど」
キ「ホントですって、なんともないです」
ア「···」
キ「···ッほらアブさんも、明日はせっかくのお休みなんですから早く」
ア「嘘つき」
ドサッ
キ「···え」
···なんだこれ
今
押し倒さ
キ「!?」
ッえ、は!?待って、急に、え!?
···唐突なガチトーンの後にコレは
ビビるよ···?
キ「···ッど、どうしたん、ですか」
ア「···それ、本気で言ってる?」
キ「···え?な、ッん、っ!?」
突然
口を塞がれる
···さっきまで優しく触れるだけだったのに
今は···
キ「ッふ、ぁッ、や、ッなん、でッ、んむぅ···!!」
めちゃくちゃ深い···!!!!!
やばい、これ
息、出来な···ッ
ッ気持ち、良すぎて
とぶ、もう···!!
ア「ッはぁ···」
キ「ッぷは!!ッはぁ···ッはぁ···ッ!!」
あ、ぶなかっ、た···!!
ア「···俺って···そんなに頼りない···?」
キ「へ···?」
···今、この瞬間は
何突然真面目な声出しちゃってるんですかぁー?
とか
頼りないですねぇ、アレが
とか
いつも通りにおちゃらけた事が言える様な雰囲気なんかじゃない
···ただ見た事ないくらい真面目な顔したアブさんが俺の上に乗ってて
聞いた事ないくらい真面目な声で話してるだけなのに
···言葉が詰まる
ア「···今···キヨくんが凄く悩んでる事も言えないくらい···ッ情け、なかった···?」
キ「違っ!!そういう訳じゃ!!」
ア「じゃあ何で···!!」
キ「···ッただ···」
ア「···」
···俺が···
酷いくらい臆病なだけ
ア「···」
『別れようか』
キ「···え···?」
ただただ重たい沈黙が俺の前に現れたかと思えば
狂おしいくらいに愛しい人から吐き出された
『別れ』の言葉
···ソレに
俺は疑問しか持てなかった
キ「···なん、で···」
やっぱりめんどくさかった?
俺がちゃんと言えなかったから?
ッ嫌われた?
アブさんに見放された?
どんどん心が黒く染っていくのを感じながら
俺は涙を流した
ア「···ッキヨ、くん···?」
今までずっと堪えていた『物』が溢れ出した瞬間
俺の口からもずっと堪えていた『モノ』が自然と零れた
キ「ッ嫌いに、なっちゃいました···?ッ俺が、ちゃんと言わなかったから···ッめんどくさく、なっちゃったんですか···!?」
ア「ッだっ、て、キヨくんは」
キ「俺はアブさんの事がずっと好きだった···!!」
ア「···ッ!!」
キ「ッレトさんとか···ッ他の女の人とかと話してるだけで不安で···!!!!!ッ誰とも話して欲しくなくて···ッでも、そんな事言ったら絶対アブさんは俺の事を気持ち悪いと思うでしょ!?ッずっと、言えなくて···!!」
···そう、ずっと···ただ
···ただ···
キ「······俺だけを見て欲しかったんです···」
ア「···キヨくん···」
···あぁもうダメだ
結局自分から言うし
しかも勢い良く言っちゃったし
···もう終わりだな
ア「···ごめんね」
キ「え···」
ア「不安にさせちゃってたんだ···その上変な勘違いまでしちゃって···」
アブさんは優しく
俺の頭を撫でる
ア「···ねぇ、キヨくん」
キ「はい···?」
ア「···その不安な気持ち···上書きさせてもらってもいいかな···?」
キ「え···ッん」
ア「最っ高に気持ち良くしてあげる···そんな不安な気持ち作らせちゃったのは俺だから···それを上書きできるくらい、幸せな気持ちにさせてあげたいから···ダメ、かな?」
···そんな聞き方···
ずるいよ···
キ「···いいですよ」
ア「ホント?」
キ「でもその代わり」
ア「···?」
···ここまで来たら···もうとことん甘えてやる
キ「···ちゃんと満たしてくださいね?」
ア「···もちろん···責任とるよ」
キ「ん゙ん···ッ!!」
ア「ッはぁ···大丈夫···?」
キ「ッ大丈夫、です···」
···久しぶりすぎて
すげぇ緊張する···
ア「···キヨくん、聞いて···?」
キ「···はい···?ッぅ、あ!?」
ア「ッ俺が、こんな風に···ッ興奮したり、悩みがあったら聞いてあげたいと思うのは···ッキヨくんだけだよ···?」
キ「···へ」
ア「俺が···本当に心の底から好きなのは···レトやんでもそんじょそこらの女の子でもシバチャでもない。
···キヨくんだけだよ」
キ「···俺、だけ···?」
ア「···うん、キヨくんだけ」
キ「···俺だけ···」
···特別
···嬉しい
ア「···ッあーもう···そんな顔しないで貰える?」
キ「へ?ッあ、ちょっ、んんッ!!」
ア「···そんな嬉しそうな顔されたら···流石にアブさんも止まれないよ」
唐突にブレーキが効かなくなったアブさんは
今までになかったくらいに激しく
···でも優しく
俺を満たした
声なんか抑えられる訳なくて
恥ずかしかったけど
···こんな俺を見て···
···アブさんが自分の下で喘いでるの男を見て興奮するのは···この世界に俺だけ
たった一人、俺だけが特別
女を見ても興奮しないのに
女みたいに喘いでる『俺』を見て興奮してるんだ
···そう思うと
信じられないくらい興奮する
キ「···ッは、ぁ···ッ」
···世の中の女共···ついでにレトさん···
···ざまぁみろ
ア「···もう不安じゃなくなった?」
キ「···ええ、もちろん」
ア「···ごめんね、ホントに···」
キ「···気にしないでください」
ア「···キヨくん」
キ「そりゃ、俺を不安にさせたのはアブさんです」
ア「う···」
キ「けど」
キ「それを上書きしてくれたのもアブさんだから」
ア「···」
キ「だからいいです」
ア「···はあ゙ー···」
キ「え、何すか!?」
ア「···ホント無自覚だよね」
キ「!?」
ア「まぁいいや···キヨくん」
ア「これからもよろしくね?」
キ「···こちらこそ。」
『よろしくお願いします』
────────────────────────
はいどうもおはこんばんちわっす!!ガリソンです!!
···間に合ったああああああああぁぁぁ
ギリギリ間に合いましたね!!!!!
平成最後に間に合いました!!!!!
え?途中からテキトー?
···そ、そそそそんなことないですよォ!!!!!
狐葉さん、どうでした!?
え?途中からクオリティ低い?
···そ、そそそそんなことないですよォ!!!!!
てかマジで後書きに力入れてると間に合わないので
もう今回この辺で!!!!!
平成ありがとうございました!!!!!
令和もガリソンをよろしくお願いします!!!!!
それでは今日はこの辺で!!
ここまで読んで頂きありがとうございました!!
お疲れ様でした!!
さよならGood-byeまた次回!!
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