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2 勇者の村
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シルヴァ「勇者ー!今日こそ魔王を倒しに行こうz……」
『とてもうるs……とても元気よくドアを開けて入って来た彼、アホ……じゃなかった。剣士シルヴァの頭上から何故かタライが降って来たのだ。しかも、シルヴァはそれに直撃してしまった。』
エル「朝から元気だね〜。それと僕は勇者じゃないからエルだからね?」
シルヴァ「当たり前だろ?勇者は勇者だ!」
エル「まあいいや。ちょっと、シルヴァも掃除手伝ってよ」
シルヴァ「そんなことより!魔王退治……に……」
エル「シルヴァ。君は僕の料理店と魔王退治どっちがいい?」
シルヴァ「も、勿論店だな!早速掃除するぞ!」
エル「シルヴァ偉い偉い!頑張ってね!」
どうやら、リオンと同様シルヴァもエルからたまに滲み出て来る威圧感に屈服してしまったようだ。
リオン「子供かよ」
エル「後、リオン。タライ片付けてね」
リオン「何故俺だとわかった?」
エル「リオンが呪文唱えてるの見えたから?」
リオン「まだ詰めが甘かった……」
エル「さ、落ち込んでる暇ないから早く早く!」
シルヴァ「どうせ、店開けんの昼頃からだろ〜?」
エル「僕はその前に終わらせておきたいの。」
シルヴァ「へーい」
エル「急がないと多分また来るだらうから……」
『シルヴァとエルとリオンの3人が店の掃除をしていると再び今度は静かにドアが開き、1人の青年が入って来た。』
おまけ
エル「何で今回はリオンが閉めてるの?」
リオン「エルくん!いい質問だね!それは……」
エル「ナレーションが気に入ったからとか?」
リオン「正解!エルくん。正解してもちゃんとメモしとくんだよ」
エル「何で?」
リオン「皆んな大好きリオンくん検定があるから!」
エル「……」
リオン「ちょっと黙らないでよ!」
おまけ end
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