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1 勇者の料理店
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シルヴァ「なあ、エル」
エル「何?どうかした?」
あの後ディラムに要求された通り朝ご飯をシルヴァと作り始めた最中シルヴァが唐突に話しかける。
シルヴァ「エルはなんで魔王なんかに飯作ってんだ?仮にもエルは勇者だろ?」
エル「僕は勇者じゃなくて料理店の店主だよ?ご飯を食べたいと言ってくれる人がいれば提供する。」
シルヴァ「でもよ!」
エル「シルヴァ、口じゃなくて手を動かして?焦がしたら容赦しないから……」
シルヴァ「分かった……」
勿論、厨房での会話なのでディラムには一切聞こえていない。
その頃ディラム達は……
ディラム「お前さ、いつも俺をからかうな」
リオン「だって、反応面白いじゃん?」
ディラム「貴様、俺は魔王だぞ?」
リオン「別に〜?俺なんか勇者の仲間だぞ」
アルタ「いや……それほど威張れるような事では無いと思いますよ」
リオン「勇者の仲間だよ?それだけで強そうじゃん!」
ディラム「俺のイメージ的には桃太郎の家来的な感じだな」
リオン「酷いな〜。しかも、家来って言ってるのがなんかムカつくお供でいいじゃん!」
ディラム「なんでも同じだろ?結局は後ろをついて歩くだけなのだからな」
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