アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
始まり8
-
あご下をそんな風に触られたことなんてなかった僕は、変な声をあげ笑いそうになったのを無理やり止めた。
「止めないで、もっと鳴いてよ」
そう言って谷中君の手が僕の口を塞いでいた手を軽く引っ張りはがし、僕が離れないようになのか腰らへんに置く手に力がこもるのを感じた。顔が近づいてきたと思い目線を外せば耳に生暖かい息がかかる。
「んうっ」
自分でも驚くくらいにぞくぞくと体中に電気が走り、全身熱を帯び始めた。
「ふぅ・・・・も、やめて・・・・よ」
真っすぐと谷中君の目を見ることができない僕は、下を向きながらお願いした。すると勢いよく僕の身体を抱きしめ始めた谷中君。
「可愛い!源道めちゃくちゃ可愛い!!俺の、俺の猫になって!!!」
「・・・・は?」
抱きしめられたと思えばすぐに体を引きはがし、僕の目の前には目をキラキラと輝かせた子供のような谷中君。
肌にはジワリと汗が滲み、どことなく興奮しているように見えた。相変わらず手には力が入っていて、僕は痛みで顔を歪めた。
そして目の前の谷中君・・・・いや、変態谷中君に僕は力いっぱいのビンタを一発食らわせ正気に戻した。すると先ほどの目の輝きはなくなり今度は曇り始めた。
「ご、ごめん・・・・ひ、ひいた?よな・・・・」
先ほどの勢いはどこへ行ったのやら、急に大人しくなる変態谷中君に僕は唖然とした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
8 / 322