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寝不足先生と優等生4
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「どうしますか先生。ぼくはまだ続けてもいいですよ?」
「いや、今日は終わるって言ったし、終わろう!」
「忘れてたくせに」
いたずらっぽくクスッと笑った青葉だが、席を立とうとはしない。本来の授業時間はあと15分も残っている。これが他の生徒なら我先にと教室を出ていくものの、青葉だけは授業が終わっても帰らず、僕と話をしたがる。
もしかしたら話しをするために授業をさっさと終わらせようとしているのかもしれない──これは僕の願望だけど。
「そういえは、今日はいつもより顔が白いですね。もしかして具合悪いとか……?」
「え。そうかな?」
さっきトイレで鏡をチェックしたはずだけど、気づかなかった。
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