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甘い青葉3
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「じゃあ、たい焼きとか大判焼きはクリーム派?」
「もちろんです!」
勉強中の真面目そのものな雰囲気が消え去り、青葉の目が子供っぽくキラキラするのが嬉しくってしょうがない。僕はつい、授業を忘れて熱心に話し込んでしまった。
「駅前のたい焼き屋さんのクリームってさ──」
「あっ! 頭痛くなるぐらい甘いですよね! おまけにどろっどろの溶岩みたいに熱い!」
「そうそう! 僕も同じこと思ってた」
カスタードクリームをきっかけにした青葉と僕の好みはぴったり。興奮のあまり、ついタガが外れて声が大きくなってしまった。
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