アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
好きです3
-
「あお……」
「好きです」
幻聴でも妄想でもなかったことに気づいた瞬間は、悲鳴の一つでも上げたいぐらいに意識が揺らめいた。
冷え切っていたはずの心臓がまたたく間に激しさを取り戻し、鉄臭い。身体が焼けて溶けてしまいそうなほどの熱が生まれた。
舌の根だけがみるみるうちに乾いていく。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
71 / 874