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焦燥2※
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聖のものはこぼれ落ちるように、ずるん、と抜け切る。いつもであれば反り返ったままのそこは、すでにくったりと萎えていた。おまけに粘着質の白濁が、糸を引きながら垂れている。
尖端から垂れているそれは、当然、僕が放ったものではない。だとすると──。
「うそ。いま、聖っ……も、イってたの……?」
「──ああ」
荒い呼吸のなかで、聖は疲れ切ったようにうなずいた。そっぽをむき、恥ずかしそうに前髪をくしゃくしゃと掻いている。紅潮した腕に隠れてその表情はよく見えない。
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