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これはこれで
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佳那side
赤面しながら言う雅弘に、佳那はパァ〜っと明るくなった。見たこと無い雅弘の表情。耳まで赤い。照れた顔。大人でカッコイイと思っていた雅弘が可愛く見える。嬉しくて嬉しくて、"雅弘さんをメロメロにしちゃおう大作戦!!"のことを忘れてしまう。
好きと言って欲しい。でも、きっと...雅弘さんは恥ずかしがるかも。今でさえ真っ赤っ赤なんだから。
佳那「雅弘さん。僕...嬉しいです。すっ...好きな人の、新しい顔を見れて...」
ド直球に投げた言葉は、雅弘のハートをさらに撃ち抜いた。
満足感。幸福。
それが佳那を占めていた。
佳那「雅弘さん真っ赤ですね」
雅弘「えっ!?うそ!!そんなに!?!!」
雅弘は自身の顔を手で隠した。雅弘の顔を覗き込もうとする佳那。ニパァと笑いながら、雅弘の手を解いた。
佳那「ふふっ…可愛いです」
雅弘「あんまり見ないでください...」
佳那「そんなこと言われるともっと見ちゃいます」
ピンク色、いや...どピンクと言えるその空気は甘く、時間をゆっくりに感じさせた。
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