アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
無自覚は俺たち〜むつ〜
-
スナックについて裏へ回る。
携帯に呼び出しの連絡はない。
バイブにしているから、鳴っても平気だ。
窓から中を覗くが誰もいない。
ちきしょう、ここじゃないのか?
さらに隣の窓から中を覗くと
見覚えのあるものに目が留まる。
あっ!あれ、さっき写真に写ってた修二が着てたのと同じパーカー!
やっぱりここか!!
そうだ、華南に連絡
短縮3で華南を呼び出す。
ー…プルルル…プルルル
早く出ろ!
ー…プルルル
早くしやがれデカチン華南!!
?「何してるの?」
チクリと首筋が痛み、背後から聞き覚えのある声に一瞬冷たいものが背筋をつたうが、振り向きざまに大きく回し蹴りを入れてやった
ーパシッ
乾いた音で足を受け止められ、相手がニヤニヤしてるのが視界に入った。
マキ「仕返しに来たの?」
むつ「修二はどこだ?」
ギロリと力いっぱい睨んだのに、全く気にした様子はなく、不思議そうな顔をしたマキ
マキ「修二?」
むつ「返せよ」
マキ「ふーん」
何か品定めするみたいにむつを見たマキがイタズラっぽく楽しそうに笑うから、イラっとしたむつが足を引っ込めて、殴りかかったが、これも軽々受け止められてさらに頭に血が登る。
なんだこいつ、女みたいに細くて白いくせに喧嘩慣れしてやがる。でも場数じゃ劣らねーぜ!その薄気味悪い変態面剥がしてやる!
押せ押せで攻撃きを仕掛けるむつに対して、最初は軽く受け流していたが、だんだん余裕を無くすマキ。
仕留める!
そう思った瞬間
ガクンと膝から力が抜けて地面に手をついた。
なんだ!?
足に力が入らない!?
マキ「あっぶな……むつくん強いんだね…」
近づいてきたマキが手錠を取り出し、むつの両手首にはめる。
ーガチャン
マキ「薬効くの遅すぎ」
むつ「お…まえ…」
マキ「絡んできたのそっちじゃん」
むち「修二を…かえ…せ」
抗えない睡魔に引き込まれ、ふふっと不敵に笑うマキの声だけが耳に残り。
むつは意識を手離した。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
45 / 1004