アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
無自覚は俺たち〜華南〜
-
『俺……むつが好きだ』
思わず出た言葉に自分が驚いた。
でも、仕方が無いとも思った。
マキを追いかけて行ったら、修二に電話してみろって言われて無事を確認した
戻って来てみれば
むつが、つよしに馬乗りになっていた。
むつと修二がシていた時に感じたむず痒いものとは違う、ドロリとした醜い感情の変化に気づかないふりは出来なかった。
むつへの気持ち、自分の事、修二の事、3人でする快楽に気を取られて、考えもしなかった。
むつがまともに“女”を取るならまだしも、“男”を取る可能性を…
胸を押されて、むつが俺の顔を覗きこむ
見開かれた瞳、今までに見たことがないほど驚いた顔、俺の言葉に絶句して半開きの口元
熱に浮かされたその表情を、ついついエロいと思うのだから重症だ。
『むつが好きだ、…だから、俺たち以外の男は、食うのも食われるのも、辞めてくれ』
勝手な話だ。
天然むつがこの言葉をどこまで正確に理解してくれるだろう?
だから時間をかけるつもりだったのに…本当に手に入れたいなら時間をかけるべきだったのに…
むつ「か…なん?」
華南「むつ!」
むつ「ん!」
自分で告白したくせに、むつの口を塞いで言葉を奪う
喋らせたくない!黙らせてとにかく腕の中にしまい込もう…
とりあえず、いたしてしまおう!!
こんな時なのに、兄弟に言われたことを思い出す。
『早くヤっちまえばいいのに』
むつの手に手錠がついてるのをいいことに、口づけでむつを犯し倒す。
ソファーの背もたれに押さえつけて、息継ぎも満足に出来ないほど吸い上げて、絡ませて舐め回す。
知りうる限りのテクを使ってむつをとばしにかかる。
むつ「ん!んう、んん、…ふぁ、んん¨ん¨!!」
むつはわずかに抵抗を見せた、しかし、両手を拘束され、デカイ体とソファーに挟まれ身動きがとれない。
体を撫で回し、感度を上げることだけに神経を使う、薬で高まった体が焦れて、焦れて、理性が失われるように仕向けた。
自分が口にしたことを、無かったことにはできない、でも、むつは俺との行為を気に入っている、そこを一点突破するしかないと思った。
むつ「んう、ん、…んん」
むつの瞳が溶けていく、漏れる声も甘さばかりの物に変わっている。
むつの前ははち切れんばかりに反り返り、先端から蜜が溢れてる。
華南はキスの手を緩める、むつの前をそっと包み込んだ
むつ「ん¨ん¨!!」
まだ触れただけだったのに、むつは激しく反応して跳ね、瞳を見開く。
そして、そっとこすりあげる、と同時にむつが弾けた。
華南「え」
むつ「んぁあ!…はぁ、ぁはぁ、」
ぐったりとしてもたれてきたむつを支えると、触ったところがビクッとして、むつがまた吐息を漏らす。
華南「むつ、大丈夫か?」
むつ「はぁ、はぁ」
定まらない視点、おそらくとんでるんだろう、
少しだけ残念に思う自分がいる
むつの気持ちはどのくらい自分に向いているだろう…
どのくらいこの体をほっしてくれているだろう。
自分で塞いだ言葉が欲しいなんて、矛盾している。
むつが好きだ…
そう、俺はむつが好きなんだ。
それなのに、チラつく人物がいることを、今は無視したい…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
58 / 1004