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男子高校生の俺たち〜華南〜
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リオの屋敷に拉致られた次の日、3人揃って学校をサボった。
そのサボリが、なんと奏一さんの耳に入って、修二はコッテリ絞られ、週末外出禁止をくらった。
月曜日になり。全てのテスト結果が揃い、上位150人の名前が張り出され、無事、俺たち3人は課題をクリアーした。
やりました!!追試なし!!
むつもなんとか…なんとかクリアーして、今日を迎えたぜ!!
華南は鼻歌交じりに購買のパンを持って昼休みの屋上に行くと。
そこには、週末お預けを食らったむつが、修二を押し倒して襲っていた。
修二「んん…んう、んむ!…むつ!…あっ!」
むつ「慌てなくても、華南が来ただけだよ」
いや、慌ててくれ。
鍵あいてたぞ。
修二「む!…んん…むつ!!」
口にかぶりついてたむつを引き剥がし、修二がスックと立ち上がる。
修二「もうやめろって!」
顔を真っ赤にした修二が力いっぱい怒っても、その表情じゃ煽ってるようなもんだ。
むつは床に寝っ転がりながら偉そうに答える。
むつ「ケチ、お前が誘うのがいけない」
修二「誘ってねぇーよ!」
最近の修二はすぐに赤くなる。
俺が仮面をぶっ壊したからだけど、妙に可愛くなった。
むつもそれにともなって、デレたりすることが増えた。青春真っ只中の2人を見るのが今の俺の楽しみだ。
これも全部俺の愛の力☆
華南「2人とも、早く飯食わねぇーと、この次体育だろ?」
むつ「あれ?混ざらねーの?」
こういう場面で止めに入るなんて珍しいって顔でこっちを見るむつに、俺は軽く咳払いする。
華南「…むつ君」
すると、むつは俺との作戦を思い出したようで、パッと起き上がって素直に弁当を広げだした。
修二「…怪しい。2人で何企んでるわけ?」
華南「何も」
むつ「なーい」
むつ君嘘つくの下手すぎ。
ほらほら、修二が疑いの眼差しをむけてるぜ?
修二「ぜってー何かあるし」
華南「ほらほら修二、お母様のお弁当が冷めますよ」
修二「弁当はとっくに冷めてるし、そういうことなら、今日はむつの家いかねぇーからな」
むつ「家帰って1人で俺のこと想像すんの?」
修二「!!」
おお、口論でむつが勝った。
キーンコーンカーンコーン
5時間目の終了のチャイム、俺は教室から校庭を眺めていた。
真面目に体育祭の練習に取り組む修二と、不真面目でサボってばかりいるむつ。
授業中吹き出すのを我慢するので精一杯だった。
さて、お楽しみの時間といきますか。
俺は、今日の為に準備していたものを取り出し、小脇に抱えて体育倉庫に向かって走り出した。
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体育倉庫は校舎横にひっそりあり、男子校の持ち物だけに中は誇りだらけで整理も行き届いていない。
そんな倉庫の中に、体操着姿のむつと修二の姿があった。
修二は少しソワソワしながら、自分が任された物を倉庫の奥へと運んでいた。
修二「これで全部片付けた?」
むつ「ああ、それで全部だ」
修二が、倉庫の奥のランカー置き場に持ってきたランカーを並べて立てかけ、むつはバトンの入った籠を棚にしまった。
(ランカー:白い線を書く箱、ライン引き)
全部片付いて、むつが普通に帰ろうとしているのを見て、修二は安堵していた。普段は任されたって別の人間に押し付ける男が、今日に限って文句も言わずにいるのを不審に思ったからだ。
しかしどうやら思い過ごしのようで、むつは体育倉庫から出て行った。
修二も出ようとした時、大きな影が目の前に立ちふさがった。
修二「へ?」
華南「しゅーうーじ君」
倉庫の入り口を塞ぐようにして立つ俺の満面の笑みを見て、修二の顔が赤くなって引きつり、後ずさる。察しのいい彼は、なぜ俺がここにいるのか分かったみたいだ。
修二「華南…まさか…」
華南「テスト結果出たぜ、むつも俺も全部クリアーした。ご褒美ちょーだい?
食べ物を(修二を)
好きなところで(好きな場所で)
食べ(ヤりまくる)
させてくれるんだろ?」
むつ「だろ?」
俺の後ろからむつがニヤリと笑う。
修二「あは、何言っちゃってるの?ジョーダン?。…ダメだよ、ここ学校だよ?、家に帰ってからゆっくりスればいいじゃん、ね?僕ちゃん逃げないし…」
むつ「いや、お前は逃げる。常習だからな、それにずっと繋がってたいんだろ?」
修二「へ?、………………ぁ…………え¨え¨ッ!?」
少し間があって、修二がボボッと火がついたように赤面した。
修二は薬を打たれた後の記憶がほとんど無いみたいで、風呂場で色々言った事をすっかり忘れたみたいだが、どうやらむつのセリフに覚えがあるみたいだ。
むつ「俺、もう遠慮しないし」
キッパリ言い切るむつに、修二は目を泳がせ、風呂場でのめくるめくエロいセリフを思い出したのか、自分の口を押さえてさらに赤くなりながら後ずさり、しどろもどろになっていく。
修二「いや…遠慮…して…、あ…れは…僕じゃ…な…あんな…ちが…」
そんなパニック状態の修二に近づいて、俺は最高の笑顔で微笑む。
華南「修二」
修二「にゃ!?な、な、なに?」
俺の声に、ビクッと肩を震わせて動揺する修二。もう、うなじだけじゃなくて、胸元まで真っ赤にして、ビクビク震えながら肩を下げる姿は。こないだテレビ番組で見た小動物、ロップイヤー(耳のタレたウサギ)のよう。
俺の声が好きだと言った修二。
きっと覚えちゃいないだろうが、好きだと言われたからには、その武器をたっぷり使わせていただきますよ。
華南「修二」
甘い声で動きを封じて修二の腕を捕まえ、引き寄せる。わずかに修二が抵抗したのを、反対の腕をむつが捕まえて身動きをとれなくした。
むつが後ろに回って体操着をまさぐり。
俺は修二の顎を持って持ち上げる。
困惑した瞳はなんともエロく潤んで、唇が羞恥に震えてる。
華南「修二、好きだよ」
唇を奪うと、修二はすでに出来上がっていて、カクンっと膝から力が抜け、そのまま俺に支えられながらキスに溺れた。
修二の頭の中は、風呂場での出来事でいっぱいなんだろう、あの時と同じ欲しくてたまらないってエロい顔をしていた。
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