アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
変化する俺たち〜修二〜
-
ラブラブ、ドキドキ、イチャイチャ、メロメロ。
金髪の獣は少女漫画の様な世界観を恥ずかしげも無く真剣に言い切った。
恐らく、ネタ元は妹さんだろう。
妹さんと仲良しだからなぁ…。
思考が現状から逃げて、関係ないところに向かう。
心臓が壊れそうだからです。
さっきまで、別の意味で壊れる位に締め付けられて、まだ、恐怖と痛みはあるけど、それより熱い言葉にさらされて、沸騰して上手く考えられない。
結局、華南の言った通りになった。
むつに過去を黙ってる代わりに、不安を含め気持ちを伝える約束をしていた
華南『むつは、馬鹿じゃんっていうと思うぜ?』
どんなに説明しても、男同士のリスクを理解してもらえないけど、約束通り、どういう風に思ってるか全部吐き出した。話しながら、むしろ終わるなら終われば楽になるのでは?とさえ思った、あんだけ面倒な感情を持ってると知ったら、むつに呆れられると思った。
普通なら呆れるでしょ?
でも返ってきた言葉は…
むつ『だからお前馬鹿だろ?
俺、ちゃんと好きだって言ったじゃん!お前に好かれて嬉しいに決まってんじゃん!!』
むつ『カップルって言ったらさ!甘々なんだよ!ラブラブだから恋人だろうが!手が触れるたびにドキドするとか、手をつないで帰るとか、我慢できずキスしちゃうとか!そばにいたくて仕方ないとか、俺はイチャイチャしたいの、もっといっぱいヤってテク磨いて、抜かずにヤりまくるとか!2人を俺のテクでメロメロにするとかしたいんだよ!』
むつ君!!
かっこいいんだか可愛いんだか、いっぺんに攻撃してこないで!
心臓がいくつあっても足らない!!
コッチは人生で告白するの2人が初めてなんだよ!!
むつは思ったことに素直だから告白は幼稚園から色々済ませてるし、華南はそんなの朝飯前だろうし、でも僕ちゃんは初めてなんだよ!!
それにさっきっから掴んでる手!
むつ言ったよね、手をつないでドキドキって、今まさに僕ちゃんはドキドキで心臓が壊れそうですよ、しかも今までよりもっとイチャイチャしたいとか言われてどうすればいいの?僕ちゃん的にはけっこうイチャイチャしてたイメージよ?もう心臓が…ってか、これが家庭環境の違いだろうか?僕ちゃん的には、すでに全身心臓みたいにバクバクしちゃって、これ以上イチャイチャしたら爆発しちゃうかも…
…落ち着くんだ僕ちゃん。大丈夫。むつが大人しく自制なんて出来る訳も無い。だから、大丈夫。僕ちゃんがしっかりすればいいだけ!
甘い空気垂れ流されて酔いそうなのは華南だけで十分だ。公園で過去を全部話して以降、華南の態度が甘さを増した。
もう無理。息が苦しい。
むつのことはなんとか懐柔しないと、僕ちゃん、甘い夢に溺れて抜け出せなくなっちゃうよ!
修二はしっちゃかめっちゃかな心の声に蓋をして、冷静を装った。
修二「……むつが、僕との約束守って…大人しく、なるなら…」
むつ「分かった!やってやるよ!」
修二「マジ?」
まぁ、もって3日だね。
むつ「マジだマジ、本気と書いてマジだからお前も約束しろよ、俺たちを拒まず修二はいつでも素直にラブラブエロエロで受け入れる」
修二「ラ…約束守るんだよね?」
むつ「俺様の目が嘘言ってるか?」
そのキラキラと輝いた期待の眼差し…不安。
華南「むつが暴走しそうになったら俺がいるじゃん、3人なんだから俺が止める。だから修二はエロエロで4649」
お前もか華南…あの日の男前は幻か?
修二「分かった、守るなら改善する」
むつ「やりー!んじゃ早速」
むつの顔が近づいて、チュッってキスされ、ドキンと心臓が跳ねる。
むつ「ここはラブホ、誰にも見られないしエロいことするとこだから」
修二「…そ、そろそろ時間じゃ…」
華南「あー、修二は知らなかったんだな、むつの貰ったタダ券、宿泊だよ」
えーーーーーーーーー!!!罠だ!
修二「兄貴に外泊って言ってない!」
むつ「電話すればいいじゃん、とりあえず一回づつ終わったらさ」
一回、づつ??!!
むつが四つん這いで迫ってきて後ずさったら、バスローブの裾を掴まれた。
修二「あ!待って!」
むつ「待たない、ここは自制なんて必要のない場所です。約束通り、ラブラブエロエロになれよ」
いや!すでに臨戦態勢!
しかもむつに約束を逆手にとられた!
ベッドに仰向けで倒されて、足を割って入ってきたむつは僕ちゃんの右足を抱えて乗り出し顔を近づけて、指を2本出してきた。
むつ「舐めて」
むつの人差し指と中指を口に含んで唾液を絡ませる。
その指はもちろん僕ちゃんの後ろの蕾にあてがわれ入ってきた。
ふッぁあ…、僕ちゃん…今むつにされたら、絶対もたない…
修二の考えを他所に、興奮したむつは指で中を早急にほぐして、むつのたぎったものがあてがわれ、すでに最初のシャワーで準備された修二の中は物欲しそうにうねって、入り口がヒクつく。期待で息が上がる。むつの仕草一つでどうしようもなく心臓が高鳴る。
むつ「修二」
修二「ッ…な、何?」
むつは僕ちゃんをまっすぐ見つめて、ニヤリと微笑んだ。
むつ「修二が好きだ」
修二「ぁッ!ーーーーー!!!」
ズチュッと音が漏れて衝撃が走った。
むつの熱いものが修二を貫ぬく、一瞬の出来事に頭の中が白く飛んで、仰け反った修二の喉がヒクヒクと浅い息を繰り返し痙攣している。
修二のお腹の上に熱いものが広がり、むつがそれを見てにっこり微笑んだ。
むつ「やった」
華南「真似したな」
むつ「テクはどんどん盗むぜ、ほら修二、とんじまうのはまだ早い…ぜ!」
修二「ッ…ッァ……ッん…ッはぁあ」
律動を開始され、ズンズンと奥を何度も突き上げられて、チカチカしたものが飛んで、むつの嬉しそうな顔が目のに入ったかと思ったら、頭を引き寄せられてすぐに唇を塞がれて激しく突かれ目が回る快感が走る。
イッた余韻が終わらぬうちに激しく抜き差しを繰り返されて、早くも次イキそうで、むつの告白は神経を支配する。甘いキスで麻痺する。むつの荒い息に鼓膜が痺れて心臓が破裂寸前だ。
修二「んふ!んん!んう!!んあ!ぁあ、あん、ひッ…んん!!んはぁ!!まっ…まってぇ!!」
むつ「んっ、ッフ」
華南「待たない」
激しい律動に揺さぶられてすぐに反応できなかった。
なんで…華南が答えたの?
次の瞬間、グググッとむつのものが奥の奥に入り込んで修二は息をつめる。
修二「ァッッ!…」
むつ「んあっ!んん!」
むつの喘ぎ声で腰の動くのが止まって、華南がむつに覆いかぶさったのが見え。華南が右手を修二の左手に指を絡めた。
ドキンドキンと耳に自分の心音を感じる中、むつと合わさる肌の面積が増えて、華南に握られた手が熱くて、どうしようもなく震える。
むつ「今、修二いい感じだったのに」
華南「混ぜて、お前らエロ過ぎ、いっぱいご奉仕するからさ」
言葉が言い終わる前に、華南はむつに大きく腰を打ち付けて、その振動が修二に伝わり、2人が甘い声を漏らす。
溺れるっていうか…
溶けちゃいそう…
天井の鏡に映る自分たち3人を見て
溶けてたら…蜂蜜味かなぁ?と修二は思い。激しさをます水音と快感。
僕は甘美な時間に酔い溶けた…
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
190 / 1004