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狭い世界の外側と俺たち〜むつ〜
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華南は、修二の前を握って射精させないようにしていて、ドライでイった余韻に震える修二を膝に横向きに抱いている。
修二は華南の襟にすがっているが、あまり動くと後ろが刺激されてしまうみたいで眉をしかめる。
エ、エロい!
目が溶けてうるうるで、この短時間に何してんの!?
華南は縋ってくる修二の耳元で、低く囁く。
華南「浮気の誤解は解けた?」
修二「…ない…、誤解なんか…してな…い」
華南「でも、キスしようとしたら、顔そらしただろ?」
え!?修二怒ってるの?
マキが言ってたのはこういうこと?
修二「…ッれは…、ちが…」
華南「何が違うの?」
華南が優しく耳元で囁くたびに、修二が震えて軽くイってるみたいになって唇を噛んでる。それがあまりに切なく苦しそうだったから、動かない頭で理性を一所懸命動かした。
むつ「…華南、修二を虐めんなよ」
俺は顔を真っ赤にして、やっと口を動かす。
だって、勘弁してよ、こんなエロい格好見たら流石に我慢の限界だし、ってか、こんなとこでヤったら外に絶対聞こえるし!華南のやつ何考えてんだ!?
すると華南は修二の顔を俺の方に向けさせ、お腹に押しつけた。
華南「やっぱ俺一人じゃ駄目だなぁ。ほら修二、大好きなむつに本当のこと言いなよ。言ったら後ろの抜いてイかせてやるよ。早く言わないと、むつの息子ちゃんパンパンで可哀想だぞ」
立ってる俺のお腹に顔を押し付けられた修二が、濡れて欲情しきった瞳で見上げてきた。
わー!!勘弁してよ!!その上目使い強烈なんですけど!!ここ宿のトイレ!それに俺!奏一さんに修二を大事にしたいって言ったばっかり!!
あまりの刺激的な状況に硬直して、高まる興奮で鼻息が荒くなってしまう俺と、エネマグラに攻め立てられ、快感に耐えながら俺を見上げて悶える修二。
ドキドキと早鐘を打ってる心音はもうどっちのものかわからず。はち切れんばかりに膨らんだ股間がとうとう修二に触れた。
修二の濡れた瞳が、張り詰める俺のものを捉え、何を考えたのか、修二はそれをズボンの上からはんできた。
むつ「アッ!」
バ、バカヤロー!!
心は修二を止めたくても、体が言うことを聞かない。愛おしそうに口で形をなぞられて甘噛みされ、俺は爆発寸前だった。
華南「こらこら、修二君」
修二「んあッ!」
華南が修二をひっぱり起こして俺から引き剥がす。
華南「する前に、俺達に言うことがあるんじゃない?」
修二「ッ…いや…」
華南「何が嫌なの?」
修二「…い…いたくない…」
華南「なんで?嫉妬したならしたって言えばいいのに、せっかく会いに来てくれたのに、俺達気まずいまま離れたくないよ」
修二が真っ赤になって口をつぐむ。
ふるふる震えて、華南を睨んだ。
むつ「舞子のは、本当に偶然で、俺達この宿に来てからヌいてもいないんだぜ」
修二「…ッがう…」
むつ「何が違うんだよ」
俺は、華南に抱っこされてる修二の顎をとってキスしようとしたら、修二はそれを拒むようにそっぽを向きやがった。
カッチーン!
むつ「オイ!何だよ!嫉妬しろとは言ったけど、俺達を拒むなんてどうゆうことだ!言いたいことあんなら言えって言ってんだろ!?毎日電話やメールして気ぃ使ってるのに!その時間を睡眠に回せだとか言ったと思ったら、マキとイチャイチャ現れやがって!」
修二「ッ!…」
修二の欲情に潤んだ瞳がユラリと大きく揺れて、歪んだ。
華南「ほらほら修二、むつに素直に言えよ。むつは嫉妬されたって喜ぶだけだからさ」
むつ「オイ、華南お前もだろうが」
華南「そりゃ大歓迎ですよ。これ入ってちゃ喋りずらいか…」
華南がそう言って、修二からエネマグラを抜いてやると、修二は大きく仰け反った。刺激的にはイけたはずだが、それは華南が根元を握っていて叶わず。修二は歯を食いしばる。
むつ「ったく。修二のせいで今日は仕事になんなかったよ」
修二「ッごめん!」
絞り出したような声で謝ってきたが、その口は、隠し事を語ろうとはしない。
むつ「謝んなら、何を言いたくないのか言えよ、俺には言えないのかよ」
修二「ッ…ごめん!…僕…見たかっただけ…、邪魔するつもりはなくて、ッ、帰る」
むつ「待て待て、何?見に来たっていうのを言いたくなかったの?」
は?何それ。バイトする俺達を見たかったなら別に言ってもいいじゃん。なぜ渋る?
修二は真っ赤になりながらコクコク頷く。
むつ「なんだよ、…ごめん、邪魔じゃなくて…女に連絡先もらったり、克哉とマキとデートしてたからイラっとしただけ、ごめん、これで仲直りだろ?」
修二に仲直りのキスをしようとしたら、何故か、また修二が顔を逸した。
むつ「は?なんだよ!怒ってんの?」
修二「…ッ…ちが…」
むつ「じゃあなんだよ!嫌になったのかか!?」
修二「違う!ごめん!…ダメなんだ、キスなんかしたら…我慢できなくなっちゃうよ、…声聞いただけで、我慢できなくて会いにきちゃって邪魔しちゃったのに!」
むつ・華南「「え¨ッ!!??」」
俺と華南は余りの衝撃に目を見開く。
修二は申し訳なさそうにくしゃりとした顔を隠すように両手で覆ってうずくまる。うつむいたことで見えた、うなじと耳を真っ赤にして震え、「ごめん」と繰り返す。
むつ「今…、我慢できないって言った?」
華南「言ったなぁ…」
修二の言葉を飲み込んだ途端、顔が熱くるのを感じて、思わず華南を見る、華南は鼻を押さえて顔を赤かくしていた。
華南「俺…限界」
修二「ご、ごめん!ごめんね!僕帰るから!!」
華南の言葉を勘違いした修二が、慌ててズボンを手にして立ち上がる。しかし、狭いトイレでは扉の前に立つ俺がどかなきゃ出て行くことは出来ない。
俺は修二の襟を両手で掴んで引き下げ、唇に噛み付いた。
修二「ん!!」
抵抗しようとした修二が俺の肩に手をかけたが、全くと言っていい程力が入っておらず。修二の後ろで興奮した華南がズボンを下ろして自身にジェルを塗りつけ、修二の後ろにあてがう。
修二は首を振って俺の唇から逃れる。
ずり〜華南、俺だって修二にあんなこと言われたら限界だっつーの!
修二「駄目!待って!」
待てない!ぜーんぜん待てない!
とんだ爆弾発言だぜ、危うく理性が爆発するとこだったし。
華南は修二の腰をガッチリつかんで推し進めようとした。
華南「悪りぃ待てねぇ」
修二「ポケット!」
華南「え?」
修二「ポケットに入ってるの使って!ナマでシたら帰れなくなっちゃう!」
は?
俺と華南の動きが同時に停止して、修二に言われたとおり修二のポケットを漁ると、5枚綴りのゴムがビラリと出てきた。
つまり…
修二の言葉の意味を理解した途端、俺と華南、2人して理性が爆発して吹っ飛んだ。
修二は
俺達に会いたくて会いたくて会いにきた。
キスはダメだと言いながら
いつそうなってもいいように
準備してきたって事だ。
何それ可愛すぎなんですけど!!
しかも5枚綴りって!
どんだけエロいんだよ!!
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