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俺たちを壊す媚薬〜修二〜5
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数分が経過し、その間、何とか尻の薬を出そうと頑張ったけど。薬を出すことはできなかった。
拉致されてる間、脱出することを冷静に考えていたが。この後薬が効いてきて意識混濁になったら、むつと華南を巻き込むかと思ったら、急に怖くなった。
青田「…よく見ると…綺麗なツラだよな」
僕ちゃんを見張っていた男は、抵抗した時解けてそのままにしてあった僕の髪に触れた。
修二「…キモイんですけど」
ギロっと睨んで、なるべく低い声を使って凄んだが、青田はニタリと笑う。
青田「ボスが男とヤってんの見たことあるぜ、ボスは美形好きだからな、お前も入るんじゃないかな?…男でも、女みたいな声で喘ぐ奴いるし、癖になるらしいな…」
修二「あんた大丈夫?ケツだよ?ケツに突っ込むなんてキモイんですけど、ウ○コまみれになるよ、バッチぃよ」
青田「フッ、1時間後はそんなこといってられないぜ、そのケツに突っ込んでくれって泣いて縋るのはそっちだぜ?」
…。赤薙は男に興味がなかった。でも、青田は危ないかも。なんとかしなきゃ…。
青田がニタニタ話していると、奥の部屋から村黄が足早に歩いてきて外に向かう。
青田「どうした?」
村黄「連絡とれた奴がいた、足がないそうだ迎えに行ってくる」
青田「気をつけろよ」
やった、人数が減った!今がチャンスだ!
外に出た村黄、すると…
村黄「…あ…青田…」
玄関で、さっきの村黄の疲れた声がする。
青田は立ち上がり、玄関に向かう。
青田「どうかしたか?」
村鬼「…タイヤがパンクした、手伝ってくれよ…」
青田はめんどくさそうに靴を履くと、外に出て行った。
僕は、必死に手首を捻って何とか縄をほどこうとした、でもガッチリ結ばれていてどうしようもない。
逃げなきゃ!逃げなきゃ僕以外も危険になる!
ーガシャーン!!
なっ!?何!?
突然、外で激しい音が響いたと思ったら、玄関から私服の見知らぬ大人達が、ぞろぞろ慌しく入ってきて、僕に目もくれず奥の部屋に乗り込んだ。
怒声、罵声、壊れる音。とにかく激しく争う音に僕はトイレに身を潜める。
誰!?
兄貴の知り合いじゃない!
逃げなきゃ!今のうちに!
トイレの中を見回しても、役に立ちそうなものは一つもない。
トイレットペーパーと、ブラシと、トイレ用洗剤、それぐらいしか無い。
そうこうしている間に、赤薙の怒声が響き渡り、大人たちが「大人しくしろ!」と叫びながら、その声は外へと出て行く。
僕が必死になって手首が痛むのも構わず引っ張ったり捻ったり、もがいていたら、トイレのドアが急に引っ張られ、僕はトイレの外に引きずられた。
「…怪我は?」
低い低い声を響かせ、そこには、大柄の男が立っていた。
修二「ど、百目鬼…さん…」
百目鬼「だいぶ殴られたな、赤い」
百目鬼さんは、優しく手を差し伸べてくれたけど、僕は反射的に手を避ける。
や、ヤバイ。状況が状況だから、手が震える。気を抜いたら、記憶に引きずられるかも…。
修二「…んで…?」
百目鬼「大人しくしてろ、助けてやるから」
修二「…えっ?…」
百目鬼「……本当はもっと早く助けてやりたかったが、俺が助けちゃ、今後も追い回されるかもしれないからな、時間かかって悪かったよ」
頭が混乱して事態が呑み込めない。
どうして百目鬼さんが?兄貴は?
矢田「百目鬼さん!」
外から矢田が足を引きずって入ってきて、慌てた様子で百目鬼に、先ほど僕が使われた薬の入った瓶を渡した。薬を盛られてることを説明する、薬を険しい表情で見つめ、それまで優しい顔していた百目鬼の顔色が変わる。
百目鬼「矢田!風呂場はあるか!?」
矢田「さ、探します」
修二「な、何!?」
百目鬼「ケツに突っ込まれたって?!中を洗う!」
修二「や、やだ!!」
百目鬼「黙れ!!洗わないと後悔するぞ!」
腕の縄を解いて、無理やり風呂に連れ込まれた。
シャワーヘッドを取って、ぬるま湯で中を洗おうとしてくれてるんだ、それは分かっていた。
だけど、百目鬼さんに触られると胃が締め付けられ、吐きそうになる。
足はまだひとまとめに縛られたまま、自由が許される両手で暴れる僕を、彼は力でうつ伏せにして。
百目鬼は矢田を呼んで腕を押さえつけさせる。
矢田に腕を掴まれた瞬間、ゾワリと気色の悪い間感覚が押し寄せる。
修二「やめて!自分でやる!自分でやるから!!」
百目鬼「大人しくしてろ!!」
善意だと分かっていても、百目鬼さんがお尻を掴むとゾッとしてさらに気持ち悪くて…。
ヤバイ…!
男に抑え込まれて見下ろされる構図に、百目鬼さんの存在。頭の中にバチバチと、古い映像が蘇る。
『大人しくしてないと、傷ができるぜ』
消えろ…消えろ…
こんな時にパニクってる場合じゃない
消えろ!
僕があまりにも暴れるから、百目鬼さんは無理やり洗浄を開始して、お湯を流し込み、指を突っ込んできた。
修二「ひッ…グッ!…」
指が無理やり中へ中へ入り込み蠢く、前はここまで拒絶反応はなかった。しかし、あっという間に限界点を超え、僕はその場で吐いてしまった。
矢田も百目鬼も驚いて、慌てて綺麗にしてくれたが、後ろの洗浄は続けられ、僕は再びえずく。
僕の反応に百目鬼の眉が顰められ、その苛立ちは僕に向けられた。
百目鬼「何でだ!こないだは良さそうにしてただろ!」
洗浄行為は、苛立った愛撫へ変わり、前立腺を刺激しながら、百目鬼は僕の前を扱いた。
修二「ッ!!」
しかし、僕のものはピクリとも反応しない。
薬は、摂取して30分たってないからだろうか?効いてる様子もない。
湧き上がるのは快感ではなく、嫌悪感一色。
離せ!…離せ!気持ち悪い。
百目鬼に撫でられるたび、あの日の記憶が蘇る。撫でてるのは百目鬼1人なのに、頭の中は男たちの笑い声と無数の手が僕を犯そうとしている。
分かってる、これは過去の残像。でも、刻まれた記憶に体は反応する。ガタガタと手が震える。胃が締め付けられて…
百目鬼「チッ!、矢田!出てろ!」
矢田「は、はい!」
困惑する矢田を追い出し、百目鬼が背後から覆いかぶさる。
僕の言葉は聞き入れてもらえず、百目鬼の着ている服越しに硬いものが僕の尻に押し付けられた。
修二「ッ!…」
百目鬼「もっと奥まで綺麗にしてやろうか?」
冷たく低い声が風呂場に響き、僕の体をおさえつける。
修二「ッ…め…ろ……ッーーーーー!!!」
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