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俺たちの道〜むつ〜
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俺の質問に、戸惑いの色を見せる修二。
は?…俺、そんな困る質問したか?
俺の女装姿に欲情しないか聞いただけじゃんか…。何その反応言えねぇのかよ。
無意識に寄った眉間のシワが、更に修二を困らせた。
修二「あ…えっとね…」
むつ「お前、俺に突っ込むの嫌なの?」
修二「うえぇ!?ち、違うよ!」
ブンブンと首と手を横に振り、戸惑って慌てる修二は、俺の右手を握りしめてきた。
修二「嫌とか…じゃ…ない…けど…、それ言わなきゃ駄目?」
むつ「なんだよ、言えよ」
俺は眉をしかめる。
そして、困り眉の修二。
修二「…むつは、何着ても可愛いだろうけど…、僕ちゃん…女装には、特に何も感じない…んだ」
むつ「は?」
修二「…僕…ゲイだから…」
むつ「ん?意味わかんないんだけど」
修二は意を決して言ったんだろうけど、質問の答えになってない。ゲイだから女装に興味がないってなんだ?
すると、修二の言わんとすることが分かったのか、華南がフォローに入る。
華南「あー、あれだ。修二は元々恋愛対象が男だから、スカートに興味が無いってことだよ、むつ」
…。あー、そうか。
むつ「じゃあ、こないだの浴衣に興奮してたのは男物の浴衣だからか?」
修二「ッ…そんな言い方しないでよ。2人とも似合っててカッコ良かったからドキドキしたの!」
むつ「ドキドキしたんだ」
俺がニヤついたら、修二がヒクッとして手を引っ込め顔を背けた。
むつ「…女装の件は分かったけど、もう一個の方の質問の答えは?」
修二「ッ…、ひ、秘密☆?」
お、久々にチャンネル切り替わった。そんなに言いたくないのかよ。ってかそれって…
むつ「やっぱ嫌だから言いたくないのかよ」
修二「違うよ、違う」
むつ「じゃあ俺に挿れたいんだな?」
修二「ゥん…」
だんだん赤くなる修二に詰め寄り、至近距離で問いただす。
むつ「じゃあなんで『駄目』とか『無理』とか言うんだよ」
修二「ひ、秘密」
むつ「なんだよそれ、やっぱ嫌なんじゃんか」
修二「だから違うって!」
むつ「分かった。それなら、証明しろよ」
修二「証明?」
むつ「華南の手助け無しで、俺のこと抱いてみろよ」
修二「!!!!」
むつの発言に修二は驚きすぎて言葉を失う。
その2人のやり取りを見守っていた華南は、ずっと我慢していたが、あまりのむつの鈍感差にたまらず吹き出した、
華南「ぶッ、フハハハハ!」
むつ「オイ!なんで笑うんだよ!」
華南「ハハッ、ごめん…限界、あはは」
ゲラゲラ笑う華南はちっとも笑い止まなくて、いつまでも腹を抱えてるから、俺は気持ちが萎えた。
むつ「ちぇっ、また華南には分かってて、俺には分かんないってパターンかよ…」
華南「拗ねるなよ。俺はなんとなく半分予想がついてるだけ、修二の口から聞かなきゃ全部は分からないな」
修二「…」
修二に味方したか?
と思いきや、華南は俺の方に寄ってきた。
華南も、聞いてみたいみたいで、視線を修二に向ける。
修二「…何その視線…」
華南「ん?俺も興味があるなぁと思って」
修二「秘密だよ」
華南「見事にスイッチ入れたな」
修二「スイッチ?」
華南「むつ」
華南の呼びかけに、俺はぶかぶかのメイド服を着たまま、あぐらをかいていた修二の膝に跨って抱き寄せた。
突然の至近距離に、修二がボッと赤らんで、「なっ!」って慌てたけど、叫びだしそうな唇に俺の唇を重ねた。
修二「んゥ!!」
ビクっとした修二が俺を引きはがそうとしたけど、俺は力一杯抱きついて、舌を絡めると、すぐに抵抗は止んだ。
修二「ん…んん…」
甘い吐息が漏れだすと、修二の瞳が潤みだしとろけ始める。
そのまま床に押し倒して、両手をTシャツの中に滑り込ませると、くすぐったさに身をよじる修二。
ぶかぶかのメイド服の俺が修二を押し倒してる構図に、華南が興奮して俺のスカートの中に手を入れてきた。
華南「むつ…エロい」
華南が俺のお尻を弄りだし、俺は修二のを舐めながら、突起をグリグリ刺激してやると、修二の体がピクピク跳ね出した。
修二「ひゃっ…そこ…まって…」
むつ「ん?ここ?」
修二「ァああッ!まってまっ…んん!」
むつ「まってじゃねぇだろ?『もっと』だろ?」
修二「あっ、あっ、まってま…」
俺は今にも爆発しそうな修二の根元をキュッと握りしめ、仰向けの修二に跨った。
むつ「挿れろよ」
修二「ッ!!待って!!」
修二のデカイ声に、俺は思わず動きを止める。
修二「…われるから…」
むつ「は?」
修二「むつに挿れるの…受け入れられてる気がしてもう胸いっぱいで…それなのに挿れながら華南にされるとか、心臓壊れそうだから…やめて…」
真っ赤な顔を片手で隠して、反対の手で俺を止めようと掴んでるが、その手は羞恥に震えてる。
修二「僕に挿れるのはいくらでもしていいから、挿れられる方が慣れてるし、その…僕は………挿れて欲しい方だから…。そっちなら何しても平気だから、し、心臓もたないから…こっちにして」
修二がおずおずと、恥ずかしがりながら足を開いた。
その無防備な姿と、先ほどのセリフで、理性の糸が切れる音が2つした。
むつ・華南(ープッツン!)
むつ「挿れられる方なら」
華南「何されてもいいって?」
修二「ッ!!」
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