アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
(番外編)純愛>♎︎<狂愛9
-
成一「ゴクッ…」
僕はそっと畳に横たわり、足を閉じて少しだけ膝を立てる。
成一は、僕の着ているネグリジェにそっと指を這わせた、それだけなのに生唾ゴックンってどんだけ惑わされてるの?
花びらみたいなフワッとしたネグリジェの裾を開き、下着が見えると、成一が上ずった声で指差した。
成一「おま…本当に男?ついてなくないか?」
僕の股間の膨らみがない事に、顔を赤くして驚いてる。
さっきまで極悪っぷりが半端無かったのに、なんなの?初めてエロ本開いた少年みたいな反応は…。
マキ「ふふ♪、やだなぁ、汚いの見せるなって言ったから、挟んでるの♪」
ショーツを履く時、下向きにしまって、今は少しだけ膝を立ててその膨らみを太ももの中に隠してる。
成一が太ももばっかり見るから試しにやってみた。そしたらこの反応。
鼻血吹くんじゃない?、成一は鼻を抑えて狼狽えてやんの。お子様だなぁ。
僕は妖艶に微笑み、ものを挟んだまま足の角度を変えて足を見せびらかす。
マキ「いい子にするから痛くしないでね♪」
可愛らしく小首を傾げ、怯えてる風に両手を口元に持ってきてキュルッと潤んでお願いすると、成一は堪らず視線を逸らした。
『俺が身体検査してやる』
って言ったくせに…このザマ。
成一は、顔を真っ赤にしながら、手探りで指先だけ使って緊張気味に僕の履いてるショーツを引き下げた。僕のものは見えないから、本当に女の子にこんなことをしてるみたいに思うのだろう。さっきまでの横暴な態度は何処へやら、鼻息荒く興奮しながら、うっすらしかない陰毛にそっと泡をつけてる。目が血走ってハァハァ荒い呼吸で酸素足りてるのかな?。
男なんてこんなもんだ、興奮したら、それに向かってまっしぐら。単純な生き物だ。
だからだろうな…、百目鬼さんみたいに欲望を押さえ込んで悩んでる人を、素敵だなって思っちゃう。もちろん悩み事は深刻だろうけど、欲望を理性でどうにかしようとしてる姿はかっこよくて可愛くてついつい、構いたくなる。欲望と戦う人はカッコいい。
成一みたいな威張ってても目の前に美味しそうなものがあると目移りしちゃうやつは本当に単純バカだと思う。
まぁ、こういう趣味の人も相手したことあるけど、成一は童貞かってぐらい興奮しちゃってて、果たしてこれで剃れるのかな…。
成一は泡をつけながら、僕の太ももに目がいってる。ついに太ももに手を伸ばして触れてきた。そのまま膝に向かってススッと手を滑らせる。
成一「お、お前、体毛薄い?剃ってるのか?スネ毛とか全くないな」
マキ「ふふ♪生えたことないですよ、脇もツルツル、ほら♪」
成一「…へー。目は、黒くなったのか?」
マキ「あぁ、これはカラーコンタクト。周りが煩くなるから黒のカラコンいれてるの」
成一「…後で外せよ」
マキ「はい、成一さん」
従順に返事をすると、成一がさらに興奮してるのが分かる。ご主人様プレイがお好みみたい。
成一は、使い捨てのT字カミソリを使って、僕の薄い陰毛をゆっくり剃り始めた、3回くらい撫でたら無くなっちゃうような薄くて範囲も狭い陰毛を、成一は感触を楽しむように少しづつ剃っていく。
まぁ、乱暴にやられて切れちゃったらそれはそれで困るな、後で百目鬼さんに聞かれたりしたら誤魔化せないもん。
成一「よし。綺麗に剃れた」
マキ「成一さんってこういうのが好きなの?」
成一「煩い、これは先方の希望だ。次は体を調べるから脱げ」
成一は立ち上がり、T字カミソリを処分し僕に命令した。
パイパンは確かに先方の要望かもしれないけど、剃る事にどう見ても興奮してるみたいだったけどな…。
マキ「ふふ♪こんな可愛いの用意したのにもう脱がしちゃうの?♪」
成一「…、脱がなきゃ調べられないだろ」
マキ「普通こういうの着せたら着衣プレイを楽しむんじゃないの?♪」
成一「さっさと脱げよ」
マキ「脱ぐのは構わないけどさ…」
僕は起き上がり、わざとネグリジェを広げて足を見せながら妖艶に微笑んだ。
マキ「そろそろ百目鬼さん達を解放してよ♪」
パソコン画面の中には、未だに横たわる百目鬼さんとそれに寄り添う矢田さんが映し出されてる。
百目鬼さん、ピクリとも動かない…
病院に早く連れてってあげなきゃ…
マキ「パッと脱ぐなんて勿体無いから、成一さんがこの胸の紐を解いて、ゆっくり脱がしてみたら?」
成一「ッ…」
マキ「わざわざ紐の通してあるネグリジェなんて、それを解いてみたくて用意するんでしょう?ねぇ♪」
胸元のリボン結びの紐の先っぽを指でつまんで唇に持って行き、成一の視線がそれを追ってるのを確認して、その紐の先端を色づく赤い舌でチロッと舐める。そのまま紐を唇で挟み、身をよじって恥ずかしがるそぶりをして、上目遣いで成一を見つめた。
成一「ッ…」
マキ「約束でしょ?守ってくれたら私を一生好きにできる。彼らの安全と引き換えなんだから、私は逃げたりしない。一生成一さんの奴隷♪」
成一「…リンチは止めてやっただろ、今度はお前が俺の言うことを聞く番だろ、百目鬼たちの様子はパソコン画面に写ってる。無事なのは確認できてるだろ?」
早口にそう言うと、上着を脱ぎ捨て僕に迫ってくる。
パソコンの画面には、倒れてるうつ伏せの百目鬼さんと寄り添う矢田さんが確かに映ってて、攻撃されてないのは分かってる…
早く…2人を解放してあげたいのに…
マキ「成一さん、そんな慌てなくても私は逃げたりしないよ♪」
成一の胸元にそっと手を伸ばし、前襟に指を引っ掛けて成一を座らせた。
成一の大好物の僕の色白の足が目の前にあるから、成一は足に釘付け。
マキ「ふふ♪脱がすより、もっとしたいことがあるんじゃない?」
座って僕を見上げる成一の足を跨ぎ、ネグリジェの裾を引っ張って股間を隠し、成一の頬に触れるように太ももを近づけた。
マキ「もう、あなたのものだよ。成一さん」
甘く囁く。
マキ「好きに使っていいから、百目鬼さんと矢田さんを解放して♪」
成一「ふはっ、自分を捨てた男のためにここまでするなんて、相当百目鬼が大事か…。それとも…、突っ込んでくれるものがあれば主人は誰でもいい淫乱か…」
マキ「ふふ♪どっちがお好み?〝百目鬼さんを救いたい健気な私を陵辱したい?〟それとも、〝主人に従順な私を調教したい?〟」
どっちでも同じ…、成一の性根の汚いチンコを食いちぎって二度と百目鬼さんたちに手出しさせない。
「〝百目鬼さんを救いたい?〟〝陵辱?〟〝誰のもの〟だってぇ?」
その声は、僕の背後から降ってきた。
この部屋には、僕と、僕の足の間に座ってる成一しかいないはずなのに…
その声のするはずのパソコンの画面を見ると、パソコン画面には、横たわる百目鬼さんと矢田さんが映し出されたまま。
だけどよく見ると、その画像は停止している。
マキ「え?」
確かに聞こえた。
僕が聞き間違えるわけない…
でも、声の主はパソコン画面の向こうで気絶してる…
今、僕の言葉を繰り返した声は…
絶対…
瞬間、僕の体がグワっと引っ張られて宙に浮く。
マキ「うギャッ!?」
ーゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!!!
?「貴様、その格好は何だ…」
地響きのような低い唸り声。
噴火寸前の火山の煮えきった怒りのオーラ
え?え?ええ?!
僕の背後で僕の首根っこ掴んでるのは、パソコンの画面の中で倒れてるはずの……
マキ「ど、ど、ど、百目鬼さん?!」
成一「ヒィッ!!」
修羅より怖い顔した百目鬼さんが、僕の首根っこ掴み。睨み殺さんばかりに僕の背後に立っていた。
ーゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!
百目鬼「何もわかってねぇ淫獣が…。マキ、仕置きだ。徹底的に躾直してやる」
ふえぇぇ……ッ!?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
802 / 1004