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俺たちの恋心〜修二〜6
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革の黒い首輪、手首足首には黒のレザー生地で、拘束用の金具が取りつけられるように大きめのDリングのついた枷、修二はそれらを着けられ、バスローブを着たままベットへ腰掛けさせられた。
華南は椅子に拘束され、正面のベットに座る僕ちゃんを怖い顔で見てくる。
まぁ、華南の言いたいことは大体分かる。
リオ「こないだはストリップしてもらったから、今日は思考を変えようと思って」
修二「それでコレ?趣味悪くない?」
これから裸にされアレコレさせるのに修二の冷静な態度に、リオは面白くなくて意地悪く笑った。
リオ「随分生意気な口だね、僕はご主人様だよ」
修二「写真に口は関係ないねぇ〜」
リオ「いつまでそんな口きいてられるかな、今日はシャオに突っ込ませてヒィヒィ言ってる所を撮ってやる」
余裕をかます修二の顔が崩れるのが見たくて、リオは今から修二に起こる現実を突きつけてやった、眉くらいは動かすと思ったが、修二は小馬鹿にしたように鼻で笑う。
修二「ふーん、ご主人様は不能なのかな?」
修二に動揺のそぶりが一切ない。
リオは面白くなくて眉をしかめた。
リオ「…、ふふ、強がってんの?」
修二「強がる?お漏らしリオ先輩相手に?」
リオ「ばっ!な!!黙れ!!!」
修二の突然の暴露に慌てるリオ、リオはシャオをチラリと見たが、シャオは静かに入り口の横に立っている。
シャオ「…」
華南「お漏らし?」
修二「むつにパンツ降ろされた後、ショックで漏らしちゃったんだよねぇーリオ先輩?」
さらに暴露を続ける修二にリオは手足をジタバタ子供みたいに怒りだし、最後に涙目でビシッと修二を指差して吠える
リオ「うっさいうっさい!!黙れー!!修二!!てめー覚悟しろよ!!」
ご主人様の仮面が剥がれ出したリオに、修二はしれっとした顔で追い打ちをかける
修二「覚悟しろって言われても、先輩、道具と人に頼る下手くそ女王ってところだろ?」
リオ「はあ!?僕は女王じゃないし!!テクニックだってある!!」
修二「どうでしょう?相手に演技させてるんじゃない?」
リオ「演技じゃないし!ちゃんとイかせてるし!」
修二「嘘ぉ〜、相手に聞かないとね」
リオ「なんだと!ちゃんと何度もイかせてるよ!そうだろシャオ!?」
リオは入り口のシャオをバッと見る。
が、その場がシーンと静まり返った。
リオ「…あ」
修二「へー、村鮫理央様はホモなんだね、これは大ニュースになるんじゃない?」
リオ「…く…しょ…」
修二「バラされたくないなら、写真処分した方がいいんじゃない?」
リオ「うっさいうっさい!!」
怒りで顔を真っ赤にしたリオが修二に飛びかかって、修二の上に馬乗りに覆いかぶさる
ードサ!
ちょっと涙目なリオは修二をギロリと見下ろして毒づいた。
リオ「人に言えなくすれば済むことだろ?」
修二は静かにその言葉を受け止め、なんでもない風を装う。
あ、そこまでバカじゃなかったか…。
短期で子供っぽいリオは単純に済むんじゃないかと期待したが、そこまでで簡単ではなかった。修二は残された最後の手段に出ることにして、覚悟を決めた。
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