アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
〔裏番外〕狂愛♎︎純愛34
-
【瀧本のやり部屋】
男「うわっ…クッ…」
取り巻きの男の1人が、歯を食いしばっても漏れる吐息、マキに股間を咥えられ、そのあまりの舌使いにあっという間に登り詰める。グチュグチュ響く卑猥な音に、周りに立つ男たちの興奮はピークを迎えた。
男「うっ…すごっ、…イクッ…」
マキにしゃぶられて、早々に果てる取り巻きの男。
周りからは、早過ぎるだろと笑われるが、誰も彼も、マキのフェラに瞬殺される。
中には、咥えてもらってもいないのに、マキのフェラ顔を見てるだけでイッてしまった者もいる。
マキは、淡々と作業の様に口に出されたものをティッシュに吐き出し、口を拭うと「次は?」と、言ってのける。
マキは、次から次に相手をしながら、常に周りを静かな瞳で観察していた。
ここに居る連中は皆、興奮しすぎてどいつもこいつも童貞の様に余裕無く呆気ない。
ただ、全員Sっ気のオタク臭丸出しの危ない目をしている。
「噂通り、マキ様のフェラやべーな」
「俺は早く道具攻めしてーよ」
「なんか見てるだけでやべーよ」
「縄で縛らねぇ?」
口々から出る欲望に、マキは呆れたため息をついた。
マキ「あんた達全員、童貞なんじゃないの?そんなに頭に血が上ってて、本当に僕を躾けられるの?」
マキは、そう言いながら、女の子座りをしてワザと可愛らしい仕草で挑発する。
「もう、ヤっちまおうぜ」
「我慢できねぇー」
「馬鹿、調教すんのが楽しいんじゃんか」
取り巻きたちは今出したばかりなのに、これからのことを考えて再び股間を大きくする。
瀧本「まぁ、このままじゃ、色気にかけるよな」
瀧本がそう言うと、取り巻きの1人が、マキの髪を掴み上げ、上を向かせて固定する。
瀧本「やっぱ、マキ様も興奮してくれてなきゃな」
さらにもう1人の取り巻きが、小さな箱を開けて瀧本に差し出す。中身は3つのカプセル。マキの知っているものらしく、小さく瀧本を睨む。瀧本がマキの変化に満足そうに笑いながら、三つのカプセルのうちの1つを摘み、マキの口元に持ってきた。
瀧本「ほら、口開けろ」
マキ「…」
瀧本「百目鬼神がどうなってもいいのか?」
その言葉に、マキは固く閉ざしていた口を開く、瀧本はにやつきながらカプセルをマキに飲み込ませ、ベッド押し倒した。
瀧本「フッ」
鼻で笑って舌なめずりし、ベッドにあおむけで横たわるマキに跨り、両手でその肌に触れた。
瀧本「ハハッ…すげー手触り」
マキ「…ッ…」
瀧本「ハッ、なんだこの肌、吸い付く」
瀧本のこの言葉を合図にして、無数の手が伸びてきてマキの体を弄った。
胸に触れる者、足に触れる者…
瀧本「ふふッ、俺らに触られて涼しい顔できてても、体は正直だな」
〝痕〟をなぞると、マキの体がピクンと反応する。瀧本と取り巻きは、マキの反応の良くなる赤い痕ばかりを探して、撫でたり舐めたり、マキの体にしゃぶりついた。
マキ「ッ…んッ…」
だんだんとマキの頬に赤みが差して、息も上がってきた。ネックレスの光るうなじと、うっすら染まる胸元に男達はさらに興奮した。
瀧本「マキ様は胸が弱いの?随分吸われた痕があるけど」
いやらしい手つきでマキの胸に触れ、ヒクンと跳ねる姿を楽しむ。
男達は、百目鬼の付けた痕の全てを塗りつぶす様に、上からしつこく舐めたり摘んだりを繰り返した。
マキ「んッ……ぁ……」
回りだした薬と、男達の執拗なまでの愛撫に、体は火照り始め、快感を拾い出す。
マキ「ッ……んぅ……」
漏れる吐息はだんだんと甘みを増して、マキは、熱に浮かされ出して身をよじる。
男達は逃すまいと押さえつけ、全ての痕を上書きして、更に新しい痕を付け、はぁはぁと息を荒げた。
「声聞かせろよ」
「俺にも胸触らせろよ」
「ほら、女王様の感じてきたぜ」
「下も脱がしちまえよ」
「たまんねぇーよヤらせろ」
ザワザワし出した男達は、口々に言いたいこと言っている。
この人数にマキ1人。男達は十分マキの体を堪能できず、興奮状態なのもあって歪み出した。
マキはそんな彼らを見て悟った。彼らのSMの知識は、趣味と興味の範囲だろうと。
瀧本「お前ら黙れ!」
瀧本の一声でシンと静まり返る。
この中で1番マニアックそうな瀧本は、騒つく奴らの前に、アタッシュケースを放った。
そのアタッシュケースを見た瞬間、マキは表情は変えず、目を細めた。
マキは、この中身が何かすぐに分かった。
瀧本「こらえ性のない奴らだな、だから童貞なんて言われるんだぞ」
マキは心の中で「お前もな」とツッコンだが、瀧本には聞こえない。
瀧本「調教って言ったら、やっぱこれだろう」
瀧本は楽しそうにそう言って、今までで1番悪い顔をしながらアタッシュケースを開け、中から、真っ黒なムチを取り出した。
マキ「…」
マキは、そのムチを見た瞬間顔色が変わった。今までからかう様に笑っていたが、チャンネルが切り替わった様に妖艶に目を細める。
瀧本が持っているのは、レザーをムチ本体からグリップまで編み上げて作られた、長さが1.5メートル程の黒いムチ。
マキ「んふ♪凄いの持ってるね」
妖艶に微笑みながら、その胸のうちは、冷や汗を握りしめる。
瀧本「本格的なのでやってみたかったんだよ…」
おもちゃを手に入れた子供の様に、ニタリと笑った瀧本は、完全にイカれた目をしていた。
マキ「使い方♪、知ってるの?」
瀧本「教えてくれるんだろ?嬢王様…」
その声は、不気味に響く……
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
701 / 1004