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29〔裏番外〕ゆくえ……
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数日して、出張の日が決まった。
今までも、情報集めに家を空けたり。潜入捜査したりしたことはあったが、今回はどうも落ち着かない。
マキを置いて行くかと思うとソワソワする。
百目鬼「いいか、冷凍庫にお前の好物のハンバーグの作り置きがあって、ご飯もチンすれば食べれる、他にもいくつか入ってて、好きな時に食べられるようにしてあるからな」
マキ「うん♪」
百目鬼「日用品は全部補給してあるから足りないことはないし、他になんか心配事はあるか?」
幼稚園児を初めてお留守番させるようで、気が気じゃ無い。
マキ「ふふ♪神さん心配しすぎだよ、料理は出来ないけど掃除と洗濯は出来るし、4日間の内2日は修二の家だから心配ないよ、泉も近くにいるし」
百目鬼「……余計心配だ」
マキ「ふふふ♪心配は嬉しいけど、それより今は、もっと大事なことがあるでしょう?4日間も離れるんだよ?僕がオナニーしないでいい子で居られるように、いっぱい抱いてってくれないと…」
妖艶に微笑む艶かしい淫獣と化したマキは、色っぽくパジャマを脱ぎ捨てる、下着は着けておらず、すでに反応している可愛らしい色のソレが立ち上がって蜜を溢れさせていた。
百目鬼「お前って奴は…」
マキ「神さんは平気でも、僕は寂しいの」
百目鬼「ケツが疼いて寂しいってか?」
マキ「………。ふふ、お喋りは、お終い」
細い指が俺の口元に軽く添えられて、マキが艶かしくペロっと舌なめずりする。マキの艶っぽさに思わず俺の喉がゴクッと音を立てたのを聞き逃さず、マキは妖艶に目を細め微笑み、その柔らかい唇で俺にキスして絡みつく。
今晩は、きっと、簡単には離してやれそうに無いなと苦笑いして、俺はマキを抱いた。
マキ「ああっ!…イイっ…神さん…」
百目鬼「ハハッ、俺が上なのにそんな激しく腰を振るなよ、中が泡立ってローション溢れちまってるぜ」
マキ「もっと!奥グリグリしてっ、もっとキスしてっ」
おねだりモードのマキは、極悪に可愛い、自分の見せ方を分かってるから、仕草や視線、声色まで俺を激しく刺激して甘えやがる。
百目鬼「キスだけか?胸も前もいじって欲しいんだろ」
その顔を崩したくて、俺は意地悪にマキの弱いところを集中攻撃して啼かせて喜んじまう。
マキ「やぁあん!…っ前はダメ!イっちゃう!イっちゃうの!」
百目鬼「遠慮すんな、いっぱいイけよ」
マキ「あああッ!…やん…激しくしないで!」
百目鬼「今さっき激しくしてキスしろってねだったろうが」
マキ「違っ…ンンッ!!」
潤んだ瞳の困り眉、キスを深めるとマキの中がうねって俺を締め付ける。唇を激しく味わいながら、赤らむ左胸の突起を摘んで弄って、快感に全身を震わせてるところを、前も容赦なく俺の大きな手で扱いてグチュグチュにいじり倒す。
マキ「んふぅー!!ンンッ!ウーー!!」
百目鬼「たっぷり可愛がってやる」
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4日分マキを抱いた翌日、ヘロヘロでベッドから出られなくなってるお色気ムンムンのマキを置いて行かなきゃいけない…、この苦悩。
もちろんマキは今日一日外出禁止。
マキは俺との約束を守り、1日目は家に閉じこもり、2日目から修二の家へ、そして、今何してるのかメールで報告してくる。
マキ〝久々にキングがむつと会ったんだけど、それまで華南の腕の中で寝そうだったのに、むつを見るや直ぐに飛び出してむつに吠えまくってたよ(笑)〟
マキ〝奏一さんが来たよ♪今晩はお泊まりするって♪お土産にドーナッツ買ってきてくれたぁ♪〟
百目鬼「…むつの他に…奏一もいたか…ぁ…」
強力なライバルをすっかり忘れてた。
ううぅ…
無邪気に喜びやがって…
ーピロン♪
〝今日は奏一さんに頭乾かしてもらったよ♪えへへ♪奏一さん昔は良く修二の髪を乾かしたってぇ(((o(*゚▽゚*)o)))〟
ーピロン♪
〝お風呂は奏一さんと入ったよ♪〟
ーピロン♪
〝(o´罒`o)今日は五人で雑魚寝ナウ♡〟
ーピロン♪
〝百目鬼さん!ごめんね!さっきのむつが勝手に送ったの、僕じゃないからね。・°°・(>_<)・°°・。〟
ーピロン♪
〝おい百目鬼!離れてる時くらいマキを縛んなよ!今日は俺が腕枕してやっから安心して寝ろよ(笑)〟
ゴゴゴゴゴゴッ!!!!!!!!!
あの、腐れーチービーィー!!!
ーピリリリ♪
メールの着信音から、突然の電話の着信音、名前を見て思わず不機嫌丸出しで受話器を取った。
百目鬼「はい!百目鬼!!」
烏磨『クックックッ、ライオンさんは、愛しの茉爲宮優絆ちゃんが居なくてご機嫌斜めですか?』
電話の向こうでは、愉快そうにしている烏磨の声。
俺の怒りに平気で油を注ぎやがる!
百目鬼「電話してきたってことは、許可が下りたのか?!」
烏磨『そんな怒鳴らないでくださいよ。私の繊細な耳が破れてしまいます』
百目鬼「下りたんだな」
烏磨『ええ、下りましたよ。間に合ってよかったですね』
出張から帰るその日までに、俺はある結果を待ちわびていた。
その許可が下りたと聞かされ、俺の気持ちは、早く仕事を終わらせて帰りたいと気持ちが急く。
マキは、俺の話を聞いたらどんな反応を示すだろう。
そればかり考えて緊張と興奮でワクワクする。
ーピロン♪
〝マキ寝ちまったぜ(o´罒`o)!奏一さんに腕枕してもらったらコロッと寝ちまったぞ(笑)写メ添付しといてやっからな(笑)〟
ッ!!
あのクソチビ!!
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