アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
感謝の印①
-
「 …ここでいいのか?」
「あぁ。ここでいい。」
ハルは、全力疾走した直後のように、息があがっていた。
コウタは、ベッドに移動した方がハルは楽なのではないかと考えて、ハルに確かめたのだが、ハルは立ったまま、コウタを見下ろすことを望んだ。
コウタは、ハルが良いのなら… と コウタのために骨を折ってくれたこの親友にお礼をするため、ハルの前に跪いた。
鞭をいただいたら、お礼をする。
このことは、湊に厳しくしつけられていることのひとつだ。
もしも、コウタがこの行為を怠ったり、手を抜いたりすれば、すぐさま、湊の手で、厳しい懲罰を与えられることになる。
罰を受けることは、構わない。
湊の手で、痛めつけてもらえるのならば… むしろ、望んで受けたいくらいだ。
たがその後は、呆れられ、捨てられるかもしれない…。
それは、コウタにとっては、死ねと言われるようなものだ。
だから、絶対に手を抜いてはいけない。
ハルにどんなことを求められようと、心を込めて、感謝をして、奉仕するのだ。
そう… 例え、それがどんなに屈辱的なことだとしても…。
コウタは、ハルのズボンとパンツを少しずらして、壊れ物を扱うように、慎重にそっとハルのモノを取り出した。
それは、すでに、少し膨らみを帯びていた。
コウタは、それを両手で持ち上げると、そっとキスをした。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
7 / 463