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補習12
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夏樹は立ち上がると、チェストの上から、今夜まだ使っていない革の鞭を取って戻った。
「痛かったら、泣いてもいいぞ。」
夏樹が笑いながら言うと、コウタも、ふふっと笑って首を横に振った。
ずいぶん余裕がある態度じゃないか。
さっきまで、泣きながら震えていたくせに。
この子のこういうところが、調子を狂わせる。
ついつい、余計な意地悪をしたくなる。
じっくり時間をかけていたぶってやりたいところだが… 今はダメだ。
今夜は、とにかく最後まで終えることが大事だ。
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