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補習17
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ここに、湊がいないのが、せめてもの救いだ。
例え、コウタがどんな姿を晒しても、その姿を湊に見られることはない。
そう思いながら、コウタは全てを夏樹に委ねる覚悟を決めて、全身の筋肉を緩めた。
どうせ、この人を拒むことなんてできない。
湊さんが決めたことならば、俺に拒む権利はないし、もしあったとしても、おそらく拒否することは、俺にはできない。
「いい子だ。それでいい。上手だ。」
夏樹に頭を撫でられ褒められて、コウタは悪い気はしなかった。
それどころか、じんわりと胸に温かいものが広がった。
この人の声は、不思議と胸の奥に届く。
コウタの尻の入り口で、夏樹の指が再び動き出すと、コウタはその動きに合わせてゆらゆらと腰を揺らした。
「はぁぁ・・・・・ンッ」
だんだん大きくなる声も、我慢することをやめると、コウタの身体はただ快感だけを追い求めて、もう全てのコントロールを失った。
「アッ はぁんっ … 」
「どうだ?楽しみだろう?」
夏樹の声は届いているが、コウタには、もう、その質問に答えるだけの余裕はない。
身体が痺れるような感覚に、ただただ身をまかせることしかできない。
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