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補習21★
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重ねられた夏樹の身体から感じる夏樹の体温は、死ぬほど心地よい。
触れ合っている皮膚は、一体化してしまったのじゃないかと思うほど、違和感がない。
これが、身体の相性が良いと言うことだろうか?
自分が自分ではなくなるようで、コウタは夏樹に飲み込まれる恐怖にブルブルと震えた。
「気持ちいいだろう?…もっと、よくなるよ。怖がらなくていい。楽しみにしてろ。」
夏樹の低い声が、コウタの脳の奥に響いた。
嫌だ…
怖い…
怖いよ… 湊さん…
「はい… こわく ない… 気持ちいい… こわくない… 」
恐怖を打ち消すように、うわ言のように繰り返すコウタのうなじに、夏樹はくっきりとキスマークをつけた。
「挿れるよ。そのまま力抜いてろよ。」
逃げられない。
もう、逃げられない。
湊さん…
俺が好きなのは、湊さんだけだよ…。
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