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補習28
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「や… なつきさ… ちがう… 」
額へのキスでは満足できず、まだ夏樹を求めるコウタは、駄々をこねる小さな子どものようだ。
キスをするのは構わないが、湊の気持ちを考えると、今日はこれ以上はやめておいたがいいだろう。
「あぁ。気持ちよかったんだな。大丈夫だ。すぐ落ち着くよ。」
「だい…じょ…ぶ…?」
「あぁ。大丈夫だ。すぐ、冷める。」
夏樹が繰り返すと、コウタは安心したようにまた顔をソファに沈ませた。
「お前はずいぶん、湊に甘やかされてるんだな…。」
夏樹がそう言いながら、背中のミミズ腫れに指を這わせると、コウタは、小さく首を横に振った。
「出るよ。ちょっ響くかもしれないが、一瞬だ。」
夏樹がコウタの中からズルリと出て行くと、コウタはブルっと身体を震わせて、小さく声を漏らした。
「頑張ったな。上手だったぞ。」
夏樹はコウタの頭をくしゃくしゃと撫でながら身体を離し、コウタのすぐ横に座った。
その気配に気づいたコウタは、気だるそうに顔を上げて身体をソロソロと動かしてソファを降りると、夏樹の足の間に入った。
「コウタ? どうした?」
コウタは夏樹には答えず、股間に顔を寄せてそこを濡らしているものをゆっくりと舌で絡めとり始めた。
へぇ… やっぱり、この子はよく躾けられている。
もう、身体を動かすだけの体力なんて残っていないはずなのに、それでものろのろと後始末をしようとするコウタを、夏樹は感心しながら見下ろしていた。
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