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3 生徒会
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八雲は一旦息を整えてから前を向いた。
「多分成績順でクラスが決まると思うので、1年1組になります、八雲隆太郎です。趣味というか、昔から合気道やってます。空手部が無いので部活に入る気はありません。補佐としてお役に立てるよう頑張っていこうと思います。これからよろしくお願いします。」
合気道やってたらあんなに強くなんの?俺もやってたらよかった。そしたら変態撃破も簡単だよな。
「八雲隆太郎かー、なんて呼ぼっかー、さく?」
「ねぇ、どうしようかー涼先輩」
「ああ、俺今まではりゅうとか、やっくんとかが多かったですけど」
え、これあだ名的なのちゃんと決めていくんだ。
ああ、確かに特に苗字呼びされてる人少ないしな。てことは長谷川先輩のことも京先輩の方がいいのかな。
「あ、やっくんいいね!それ採用!」
「うん、僕もやっくんって呼ぶ!」
「私はりゅうと呼ぶわ。短くて呼びやすいし。」
「俺もりゅうと呼ぼう。ちなみな長谷川先輩だと長いだろうから下の名前で呼んでくれて構わない。」
「はい、それではよろしくお願いします。」
え、これはあれかな、俺も八雲って呼ぶよりりゅうって呼んだ方がいいのかな。なんか統一感あった方が生徒会っぽい?
わっかんねー!人付き合いわっかんねー!!
くっそー、もっとまともな人間に囲まれて生きたかったぜ。
「よし、じゃあラスト!会計補佐!」
遂に俺の番が回ってきた。
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