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ドサッ
「 …っ、ぅわっ‼︎ 」
その勢いのままベッドに両手を押し付けられ
真斗は馬乗りになり身動きが出来ない状態にされた
「…………… 」
何も言わずに、ジッと見つめられる
「 ………ッッ‼︎ 」
すぐに耐えられなくなった俺は目を逸らした。
四年前のあの状況が思い浮かぶ。
あの時は真斗が酔っぱらって寝てたから、学生だから逃げられたけれど今は同じ職場でもあるしそんな事出来ない。
自分が何かしてしまう前にさっさと帰らないと
また取り返しのつかない事をしてしまったら
今度こそ、真斗に嫌われてしまう
いや、嫌われるどころか 人として軽蔑される…
「 …ま、まさと…
俺、帰るから、 そろそろどいて… 、 」
起き上がろうとするけど、さらに力を入れられ起き上がれなくされた
「ちょ…っ、酔っぱらいもいいかげ「怜衣さあ 」
いよいよ暴れ出そうかという時に、真斗が口を開いたので動きを止めた
痛いほどに視線を感じるが、目は合わせられない
あまりにも真剣な眼差しだった
「 な、なに… 」
少し怒ったような口調に、恐る恐る続きを促す
「 怜衣、俺のこと避けてんの 、なんで? 」
表情は隠しつつも、動揺して身体が揺れる
「…… そ、んなわけないだろ…
てか、酔い冷めたならそろそろど「なんで ? 」」
話を早く切り上げたい俺に対し、一向に離してくれる気配がない
はぐらかす事を許されない雰囲気
避けてないと断言する事も出来ずに沈黙が続く
「 … やっぱ、俺の事、きらいになった…?」
さっきとはうって変わり、少し自信のないような
探るような声が降ってきた。
「 …… 、は…?」
思いもよらない言葉に、腑抜けた声が出た。
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