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嬉しそうなニヤニヤした真斗と目があって顔に熱が一気に集まった。
真斗の胸を押して距離を取ろうとするも、相変わらず腰は抑えられたままだ。
赤くなった顔を俯いて隠すしかない。
「あーあ、本当お前可愛い。
その俺の事好きって顔たまんない。」
「すきじゃ…っ」
「違うの?」
体制的に俺の方が上にいるから、簡単に顔を覗き込まれる。
全てが恥ずかしすぎて頭が爆発してしまいそうだ。
急な展開に心臓がどれだけ速く動いても追いつかない。
なにこの甘い空気…
真斗の甘えさせるような言い方と雰囲気に
頭が痺れてくるような感覚に陥る。
「怜衣、手繋ぐのも嫌がるし、抱きしめようとすると逃げるし、一応お試しみたいなものだから遠慮してたけど、
怜衣がそんなんだったらもう我慢しない。」
「がま…っ、んんっ!」
なんのことか聞くよりも先に口が塞がれた。
いつの間にか、後頭部に手を回されて 後ろに引くことができない。
「…っ…、…ぁ、…んっ、…っっ…」
やばい、息できない
こいつ力強すぎる…!!
「 …ぁ…、んっ ! …っさ、……とっ」
くるしい…っ
なんとか気付いてもらおうとして、声を出そうと口を開けると熱い何かが唇を割って入ってきた。
ぬるぬるとした感触が伝わり俺の舌を絡めとっていく。
深い口付けに変わり、さらに自由になったそれは上あごを舐め、口の中を確認するようにゆっくり動いていく。
「 …っ…⁈、…んっ、ぁ…やめ…っ、…ぁっ」
口が開いて、空気が入ってくるようになった代わりに
素直な甘い声が俺の口から漏れていった。
気持ちいい…
力が抜けて何も考えられなくなる…
はぁっ…はぁっ…
ようやく離してくれたときには、息はだいぶ上がっていて、文句を言う準備が整ってない俺は先に真斗を睨んでおいた。
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