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出会い 唯斗side
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すーっはぁー…すーっはぁー
緊張をおさえるように何度も何度も深呼吸をする。僕の名前は篠原唯斗。親の事情で今日から
ここ、名門男子校「私立楠木学園」に転入してきた。
「篠原、大丈夫?顔真っ青だよ。もしかして、緊張?(笑)」
そう言ってくるのはクラスの担任の朝木陵先生だ。てか、身長高すぎでしょ…僕めちゃくちゃ
見下ろされてる(ToT)
「ちっ違いますよ!きっ緊張なんかするわけないじゃにゃいでしゅか!」
……噛んでしまった
「ははは(笑)緊張してるじゃん(笑)大丈夫だよ!みんないい人ばっかだから!」
う~、バカにされてる気がするんですけど…
「ここが教室だ、2-3だよ!覚えてね~、じゃあ、ここでちょっと待っててくれる?」
ガラッ
「みんな~、おはよー」 『おはようございまーす』
先生が教室へ入っていった。やばい!もうちょっとで呼ばれる!噛んじゃったらどうしよ
いじめられたらどうしよーーーーー!!!!
僕の心が荒れ狂った海になっているまま僕の名前が呼ばれた
「………です。ってことで今日から転校生が来ています。篠原くん!入ってきてー!」
あーーーーー、もう来ちゃったよやばいやばい、はっ入んなきゃ(汗
ガラッ
「失礼します」
「うわぁ、ほんとに男?」 「めちゃくちゃ可愛くね?」
また、言われてる…女顔やだな…
「ってことで、転入生の篠原唯斗くんです。じゃあ、篠原くんから一言!」
「篠原唯斗です。○○県から引っ越してきました。好きな食べ物はいちごです。
これから、よろしくおねがいしましゅ、あっ」
かっ噛んじゃったぁあああああ
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