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さんじゅーろく
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聖夜の顔を見てみると、俺と違って優越感に浸ってる様子だった。俺が葛藤している間もどんどんデカくなっていくモノ。
冷や汗がたれていく。どうすればいいのかわからなくなって、でも、どうにかしないといけなくて、俺はソレを口に入れる。適当に舐めていると、声が漏れる。
でかくなっていくソレが口内を占領する。喉の奥まできて、吐き気がする。だんだんと、苦しさからか何故か涙が出てくる。自分がやられてるわけでもないのに。
「ん...美味しいか?」
「...っあ、おいっ..しいです」
聖夜は嬉しそうに笑って、俺の頭を掴んで、引き寄せる。喉の奥をつかれて、口から出したくなる。いつ出るのかわからないままずっと舐めたり吸ったり。
上から聞こえるいつもと違う色っぽい聖夜の声。俺も、こんな声だったらいいのに。とか思ったけど、今そんな事考えてる場合じゃない。
口の中に広がる特徴的な匂いとドロドロとした感覚。飲み込んだら絶対にまずいけど、飲んでみたいと思った。ゴクッと喉を通ったソレは、俺には刺激が強すぎた。
「飲んだのか。いい子だ」
頭を撫でられて、少し落ち着く。やっぱり、親に撫でられると安心感あるよな。聖夜はイったからか少し疲れたみたいだ。俺も疲れたけど、競走したいしなぁ。
「晋夜...?なんだ。物足りないのか?」
「いいえ...なんでもないです。それより、競走したいです!」
「あぁ...わかった。じゃあ、続きは後でな」
続き...つづき...ツヅキ...。なんですかそれ。やらなくていいし、やられたくもない。舐めるんじゃなかったと後悔しながらも、海のようなプールに入る。
一緒にスタートして、水の中をどんどん進んでいく。風を切るようで、気持ちいい。
「よっしゃああああ!勝った!」
嬉しさのあまり、本音が出てしまった。やばいなあと思って、ちらっと聖夜の方を見る。特に驚いた様子でもなく、微笑んでいらっしゃる。びっくりしないんだ。
安心して、俺まで笑ってしまう。少し手抜いたんじゃないかなとも思ったけど、それを聞いたらいけない気がして、秘密にしようと思う。そして、今日舐めたことも。
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