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オレンジ
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露「…?!…ちょッちょっと泣かないでよ」
瑞「グスッ…ごっごめんなさい…ヒック、自分が情けなくて」
露「……はぁ……?別にアンタは悪くないんだから……自分責めることないでしょ…?いいこれだけは言っとくけど、俺は責めてんじゃなくて、少し周りに警戒しろってことだからぁ!あと…こっ…これでも飲めば?」
瑞「……うぇっ?いいの?」
露「いいの!そのために買ってきたんだし」
露岸くんは俺にオレンジジュースを手渡し、
ハンカチをだして涙を拭ってくれた。
瑞「……ありがとう…ごめんな…迷惑かけて…」
露「…はぁ…ホントいい迷惑だよ…これに懲りたらもっと周りを警戒しなよ?」
瑞「うん…」
露「…それで?」
瑞「え?」
露「これからどっか行くわけ?」
瑞「え…?まあそのつもりだけど…」
正直な話もう帰りたい…でも電車乗りたくない
帰りはタクシーで帰ろうかな…
露「…そう…じゃあついてく」
瑞「え?なんで??」
露「まだ、あの変態彷徨いてるかも、しれないでしょ…」
瑞「流石にそれは…」
露「…俺が消えたあとにあんたに何かあったら目覚め悪いの!」
瑞「……露岸くん…」
えっ何この子優しすぎでは??普通そこまでするか?
オレンジジュースもわざわざ買いに行ってくれたみたいだし、物凄い優しいな…
露「それで…?」
瑞「え?」
露「え…?じゃない何処行くの?」
瑞「えと…あ…アヌメイト…」
露「……??なにそれ?」
瑞「え?」
えっもしかして知らないのか…
露「そこ行くの?」
瑞「そうだけど…」
露「場所は分かってる?」
瑞「あっうんそれは大丈夫…」
露「そう…じゃあ行こ?」
瑞「えっあっうん!!」
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