アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
ユンギside
-
「おやすみなさい、僕の愛しい人」
俺の背後から聞こえてくる切ない声。
俺は昔から耳が良いい。
だから……。
小さな声で言っても聞こえるっつーの。
そういや……俺がまだアンダーグラウンド活動時期だった頃の、glossのファンはクサズだったな。
ホソギなんかは、小さい会場の中で一人目を輝かせて俺を見つめていたっけ……懐かしいな。
ずっと昔から俺を追いかけてくれていたホソギの隣がいつの間にか、物凄く居心地が良くなってしまっている自分がいる。
あぁ、気付いたら俺もホソギに惚れてしまったんだな……。
今頃になって気付くとか……遅すぎだろ。
「そんなに寂しそうな声で言うんじゃねーよ……俺の愛しい人」
なんて呟いてみたけど、これ結構…勇気いるんだな。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 3