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誰も信じてくれない 1
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なんで君たちは僕を信じてくれないんですか?
その人より僕のほうが一緒にいましたよね?
仲間だって信頼してるって僕だけが思ってたんですか?
黒「赤司くんも信じてくれないんですか?」
荒らされた部室。
ギタギタに切られたバッシュ。
傷つけられたロッカー。
ベンチは割れている。
赤「まさか、お前がこんなことするとは思わなかったけどな…信じる?バカを言うな…お前と付き合っていたってだけで虫酸が走る」
黒「信じてくれないんですか…」
君は僕と付き合っていたのは遊びだったってことですか…?
あんなに愛してるっていってくれていたのに…。
黄「黒子っち…いや、黒子、お前もう俺たちの前からきえてくれっす」
緑「こんなことするやつだとは思わなかったのだよ謝りもしないとは…」
黒「僕はしてません。なにを謝るんですか?」
青「お前はもう影じゃねぇ、とっとと出てけ」
この人はコミュニケーションのキャッチボールもできないんですか?
あ、アホなの忘れてました…。
黒「僕はしてません」
紫「まだそんなこというのー?」
黒「場華さんがなんでこういうことをしたのか僕にはよくわかりませんが、僕はしてません」
場華「ひどっい…わたし、そ、んなこと、してないのに…うぅ」
みませんでした?
今、彼女目薬さしましたよ?
肝心なときに赤司くんのエンペラーアイは…はぁ。
黒「赤司くん、僕はしてません。ぼくのこと好きじゃなくなったんですか?…信じてくれないんですか?」
赤「話しかけるな。お前のことなんか好きなわけないだろう。」
あ、…これはけっこう来ました…。
僕の頬に水が…僕泣いてるんですか?…。
黒「…僕は、して、な」
赤「いい加減にしろ。お前は姫夏を傷つけたんだ。部活は退部してもらう。」
赤司くんは僕の頬を叩いた。
僕は叩かれた頬を抑えて部室から飛び出した。
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