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誰も信じてくれない 6
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赤髪くんはなにを話してくれるのだろうか。
赤「はじめまして、俺は赤司征十郎といいます」
赤司征十郎…あ、テツナの彼氏だ。
カッコいい人でみんなからの信頼も深いって人。
姉「それで?赤司くんは私になにを話したいの?」
赤「…今日、バスケ部で問題が発生しました」
赤司くんは真剣な目で私をみる。
赤司くんからの話をまとめる。
・部室荒らしでテツナが真っ先に疑われた。
・テツナは何度も違うと言ったがキセキの世代も誰も信じなかった。
・赤司くんも疑った…いや信じなかった一人。
・赤司くんはテツナに強制退部させ頬を叩いた。
・テツナは走って何処かへ行った。
・桃井ちゃんが朝からずっと二人でいたこと。
・桃井ちゃんから言われ赤司くんは目をさまさす。
・電話がきた。
こんな感じだ。
赤司くんは身構えている。
たぶん良いとこの坊っちゃんなんだろうな。
でも、叩かないよわたしは。
赤「怒らないんですか?」
姉「なんで?話してくれたし、心のそこから後悔が見えるもん。赤司くんを怒るのはちょっとね」
赤「…ほんとに、すみません、でした」
姉「んじゃあ、私からのお願い聞いてね」
赤「…はい」
姉「テツナにこれ以上怪我をさせたり悲しませたら許さない。だから赤司くん、絶対に守って」
赤司くんはコクりと首肯く。
あ、男泣き。
久々に見たけどこの子のはキレイだ。
さすが、テツナが惚れた男だね。
それから私は二人に任せ帰った。
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