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平凡な日常3
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ため息をつき起き上がる。
毎日毎日飽きもせず見るものだな。
本当迷惑だ。
お前達は俺を憎んでいた…。
それなのに何故…あの時手を伸ばしたんだ。
何故お前らが泣きそうな顔をしたんだ。
腕時計を見るともうすぐ授業が終わる。
他の学年の奴らがいる所も通る。会いたくもないからさっさと戻るか…。
「い……あっ…や…て……たす…て」
……ふと誰も居ないはずの廊下から,詳しくいえばどこかの教室から声が聞こえる。
い…
い
いや
たす…て
たすて
たすけて
や…て
やて
やめて
虫食いの部分に言葉を入れていく。
ってパズルして遊んでる俺は屑なだ…。
この階は移動教室。
つまり音楽室や美術室,家庭科室に実験室…そして技術室。
そういった類の教室と空き教室がある。
レイプをするのには取っておきの場所ってことだ。
声のする方へと足を向ける。
面倒事には極力関わりたくはないがここで見捨てるほど俺は腐っちゃいねぇ。
けどやっぱり面倒いと思う俺は糞だな。
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