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それから1
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転校生御一行が帰った後,橘に何があったか全てはかされた。
別に変な内容でもない。
信吉「安心しろ,お前のことは言っていない」
相良「あなたという人は…。本当に罪な人だ」
信吉「?どういう意味だ」
相良「そのままの意味ですよ」
意味は分からなかったがその日はそのまま図書室を閉め帰った。
…そう言えば昔に家臣に同じようなことを言われたな。
橘のクラスに転校生が来たのは知っている。
あの転校生の前世の情報がないか聞きたかったがあの後輩のことだ後が面倒だ。
仕方ない…諦めよう。
次の日。
いつも通り学校へと行けば昨日の件で持ち切りだった。
前世での成果を残し今も尚人気高い生徒会がこぞって転校生に惚れた。
興味もないので外を眺める。
平太「織田川おっはー」
信吉「…」
頬ずえのまま顔を藤山の方へ向ける。
……昨日の放課後が色濃かったせいかこいつのいつもと変わらぬ態度に少しばかり安心させられる。
信吉「…はよ」
いつもならしない挨拶。
藤山は何故かキョトンとしたあと驚き近くにずっと居た真田森の肩をばしばしと叩く。
それなりに痛そうだな。
平太「織田川が…あの織田川が!!挨拶した!!!!俺に挨拶返した!!」
信吉「お前には二度と挨拶しない」
俺とて今世での暮らしも長い。
挨拶ぐらい普通にする。
平太「え!?ごめん織田川!!ただ嬉しくて~」
信吉「引っ付くな変態」
幸村「おはよう織田川,今日は機嫌がいいのか?」
信吉「はよ…真田森,お前もそこそこ失礼だな。別に機嫌がいい訳じゃない…昨日の放課後が少々色濃かっただけだ」
平太「昨日って…なにか」
藤山が何か聞こうとしたところで教室のドアが開き同時にチャイムがなった。
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