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混乱
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「ここは……?」
目が覚めると、僕は何処かのベットに寝かされていた。
「おい大丈夫かイグン」
心配そうに僕の顔を覗き込む見覚えがあるような、ないような顔の男子。
「あの……ここはどこですか?」
病院なのか……それとも天国か地獄なのか……。
「ん?保健室に決まってるだろ」
男は当然のように答えた。
ん?保健室??
んん?んんんん???
「うぇ?!保健室??なんで?!」
「なんでって、お前覚えてないのか?
サッカーしてたらボールがお前の頭に直撃して……んでお前は気絶したわけ」
男は面白そうに俺を嘲笑った。
「ちょっと一人にさせて貰えますか?」
ここに来てようやく人見知りという僕のスキルが発動してしまった。
「おい、なんで敬語なんだよ……頭打って可笑しくなったのか?」
「後で……病院にいきます」
僕はそう答えた。
「まぁ……お大事にな」
男はそう言ってどこかへ行ってしまった。
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