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「2078年の11月だけど?」
僕の質問に不思議そうな表情で答える。
……は?
今なんて言った?
2078年??
「ちょっと、どうしたのさっきから、本当に大丈夫?」
空いた口が塞がらない僕に対してユリン先生は本気で心配したような表情で近付いてくる。
「あの……BTSのチョン ジョングクは……?」
あの後、ジミニヒョンは……僕はどうなったんだ。
「……あの伝説のアイドルの末っ子のこと?」
「伝説のアイドル??」
どういうことだ??
「今から60年前にサセンペンに末っ子が殺害されて、そのまま消えてなくなってしまった伝説のグループでしょ?」
「あの後僕は殺されたんですか??ジミニヒョンは無事だったんですか??」
「何を言ってるの貴方……本当に大丈夫?病院に行く?」
動揺を隠せない僕を見て、正気じゃないと判断したユリン先生は僕に問いかけた。
「いえ……記憶が少し混乱しているだけです。授業に戻ります」
これ以上この人に問いかけても無駄だ。
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