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愛煙家と嫌煙家 zmut
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zm「なぁ」
ut「ん?」
zm「ヤッたあと、煙草吸うのやめてくれへん?」
部屋には煙草の匂いが充満している。その匂いは、嫌煙家の彼にはキツかったようで、彼は顔をしかめた。
ut「あぁわりぃな。でもやめらんなくてな…」
zm「俺煙草嫌いなん、知ってんのやろ?」
もちろん知っている。けど、どうしても煙草を吸いたい理由が俺にはあるのだ。
ut「ん…まぁ知ってるけど」
zm「じゃあやめようぜ」
ゾムが俺の煙草を奪い取る。それを奪い返し、また俺は口にくわえた。
ut「煙草は僕のアイデンティティなんすわ」
そう言い放ち、また煙を吐いた。
zm「お前さぁ…」
ゾムがいきなり俺を押し倒す。
zm「やめてくれへんと、朝まで離さんからな」
一瞬、ゾクッとする。
あぁそうだ。俺を酷く抱いてくれ。そして、お前に俺の匂いをつけさせてくれ。
お前が俺にキスマークをつけるように、俺もお前をマーキングしたい。
俺はお前のものであり、お前は俺のものだ。
だから───
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