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10.依存
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地元で別の仕事についた誠也は更に俺に執着するようになった。
その頃俺はまだ学生で、バイトもしていた。
たまに送り迎えもしてもらって幸せを感じていた。
でも、今思えばそれも浮気しないための
監視でしかなかったのかもしれない。
俺も高校を卒業して、仕事に就いてからは
同級生と街に出たり、会社の飲み会ももちろんある。
「明日、友達と飲みに行く」
「友達って誰?」
「言ってもわかんないじゃん」
「何、俺に言えないような人なの?」
こう言われるのが当然になっていた。
飲みの途中にも何度もかかってくる電話。
「お前、大変だな、、、」
周りにもそう言われるようになった。
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