アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
◆
-
そんな岡本を無表情で見つめた高取は、
今度は彼を壁側に向かせて腰を突き出させ
る。
“F●ck!!”
尻の上に大きく書いた文字は叩きつける
ような荒々しさで、その文字を下腹部に描
いたのと同じくらいの回数重ねて書く。
命じて開かせた尻の双丘の間を何度も繰
り返しペン先でなぞり、決して間違えるこ
とのないようにその穴と文字を矢印で繋ぐ。
もの欲しそうにヒクヒクと震えるその穴
に無遠慮に指を突っ込むと、先程まで他人
のモノを咥えこんで揺さぶられていたそこ
はあっさりと指を呑み込んでもっと奥へ導
きたいように腰を突き出してくる。
まるで女の性●のように潤うそこの粘膜
を指先で確かめながら、甘い吐息を零して
いる青年の耳元に唇を寄せた。
「欲しいのか、俺のが」
「はいっ。ほしい、です…っ」
ぐちゃぐちゃと掻き回すとそれだけで下
半身をビクビクと震わせて岡本の前は今に
も達してしまいそうなほど透明な汁を零す。
「やるわけねーだろ。気持ち悪い。
俺以外の奴らにたっぷり遊んでもらえ」
「ぼく、はっ、高取君がっ」
高取は上擦りながら涙の混じり始める声
に全てを言わせなかった。
手荒に指を抜かれて震える腰を壁に押し
付ける。
痛い位にそそり立つモノが冷たい壁に触
れたのだろう。
懸命に声を押し殺している岡本の腰、先
程F●ckと書いたそのすぐ上に“チ●ポ
大好き”と“精処理●器”も付け足してや
る。
もういい加減に重ね書きが面倒になって
手を下ろす頃には、ペンのインクは半分近
くまで消費されていた。
それを見てようやく気が済んだように彼
は笑い、ペンのキャップを閉めて手の中で
クルリと回す。
「これで好きなだけハメてもらえるぞ。
よかったな?
色んな男の味を覚えてくればいい。
時間はたっぷりとあるからな」
もう幾度繰り返して書いたのかは覚えて
いないが、少なくとも数日で消えるような
手抜きはしなかったと自負している。
そして岡本の体は高取の精を浴びるまで
その責め苦から解放されることは決してな
い。
「高取君っ」
笑い声を残して個室を出ていこうとした
彼を岡本の手が引き止めた。
今までにないくらい上気した顔が泣き出
しそうなほどにグシャグシャに歪んでいる。
その顔は彼自身がさせているのだと思え
ば不思議な高揚感が高取を包む。
彼は目をスッと細めて自然と優しくなる
声音で彼に囁いた。
「俺は絶対に助けてやらない。
その落書きが消えるまでたっぷり楽しめ
よ、変態」
縋りついてきた岡本の手を引き剥がした
彼は高らかな笑い声を残して今度こそ個室
から出ていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 32