アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
散乱=SIDE S=
-
心臓がドクッドクッと激しい音をたてて、耳鳴りのようにうるさい。
体温は急上昇して、目の前がゆがんではっきりと見えない。
もう秋も終わりでこんなところで裸にされたら、寒くて仕方ねえ筈なのに、内部から湧き出るような熱量に熱くて、空気の冷たささえ心地よいものに感じる。
「そのクスリ、即効性なのな」
「まあね、結構高いしー。乳首勃てちまって、目も焦点あってないね」
面白がるように男たちは、力の入らない体を開いていく。
殺されるという恐怖はなかったが、別の恐怖で俺は震え上がっていた。
抵抗することすらままならなく、腰を抱えるようにして両脚を拓かれる。
「ふ…っ…う…やめ…っ」
今まで人に見せたこともないような箇所まで晒され、俺は首を左右に振った。
怖い。
……怖い……。
「そんな怖がらなくても、キモチ良くなるだけだっての、処女みたいだね。コッチ、きゅっとしてる」
「シン、あのクスリも使おうぜ。処女じゃあかわいそうだしよ」
「えー、もったいねえから半分な」
ぬるっとした指が、ありえねえ箇所から侵入してきて、クリーム状の何かを塗りこんでいく。
「イッ…いっつう…っ、いっ、ぬ…いて…っ、たのむ…っ」
異物感を感じて、悲鳴のような声をあげるも面白がってぐっちゅぐっちゅとかき回される。
次第に指の感覚も痺れたように感じなくなり、熱だけがどんどんと広がっていく。
「っああ…ああ……ああ…、ひい…いく…ううう」
この声は、誰の声だろう。
自分のものでないような声が漏れ、汚れたシャツに精液が飛び散る。
指が増やされ、腰は呑み込みたいとでもいうようにひっくひっくと上下にゆれる。
熱でぼおっとしてくる。
「えっろぉ、イケメンって、こんなことされててもエロイね」
カシャカシャっとスマホが翳され、微音のシャッター音が響く。
「ああ…あああ…や…めえ……」
「さってと、処女喪失の記念撮影しちゃう?」
赤髪の男が自分のペニスを軽くしごいて臨戦態勢をとりながら、指をぐりゅっと引き抜きずぷううっと俺の中に埋め込んだ。
「ううあああああああああっ…ああああ」
「今日からオマエのここはおまんこだぜ、ほら、ちんこ銜えて嬉しいだろ」
ぐぷうぐぷうっと中を出し入れされ、熱をもった内部が喜んで腰が動く。
俺の意思じゃなく動く体が怖くてしかたない。
「シン、次は俺な」
「待ちきれねえ、口も使おうぜ」
髪をつかまれ、汗臭い男の股間に顔を押し付けられる。
無理矢理口をこじ開けられ、ずるっと肉を喉奥まで詰め込まれる。
「むぐううううう・・・・ふ・・・ふ・・・」
内部で生暖かい粘液を注がれ、ずるっと抜かれると胎内全部がもっていかれるような熱を感じる。
「オンナに強姦は罪重いけど、男なら立証されにくいから、楽しいよな」
「次、俺の番ね」
間を置かずに侵入してくる熱い肉に俺は絶望した。
……殺されなくても、死んじまうかも……な。
せっかく……頑張ったのに……。
オマエがすきなのに……。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 46